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ラブカルチャースクール 3
第22章 I Lesson 7回目

初心なクニミツのことだから、染まりやすそうで怖いな――――。
そんな心配をしている矢先にホズミは、身体がくっ付きそうなくらいクニミツに近寄っていく。
クニミツの目から視線を外さないまま、ホズミは色っぽい声で語りかける。
「前回のことは、聞いているわよ……」
「……はい。すみませんでした」
ホズミの言葉に、クニミツの顔は一瞬にして強張った。
ラブカルのレッスンは、次の担当に詳細に報告される。
私がクニミツの『穴』に指を突っ込んだことも、伝わっているだろう。
「最初は誰だって緊張するし、生理現象をコントロールするなんて難しいもの。前回のことで負い目を感じる必要はないのよ」
「はい……」
そうそう! そうだよ!
流石姉さん、優しい~!
レッスン前にクニミツの緊張を解そうとしてくれているのだろうけど、クニミツの表情は簡単には柔らかくなりそうにない。
四天王ホズミでも、ちょっと手こずりそうな気がする――――。
私は祈る思いで胸の中で手を組み、二人のやり取りを見守った。
「うふふふ」
ホズミは男女ともに見惚れてしまいそうな笑顔を浮かべ、少し膝を曲げクニミツの顔と同じ高さまで背を下げた。
この笑顔は、ヤナセとは別物で威力がある。
「根っから真面目なのね~」
「えっ!」
その上、両腕をクニミツの肩に載せた――――。
この展開にはクニミツも、堅苦しい表情を一気に吹っ飛ばしたようだ。
な、なに姉さん。
クニミツ、タイプなの!?
やっぱりそっちも、イケるんですかぁぁぁ――――!!
二人の妖しい雰囲気に、私の思考も明後日の方向に吹っ飛び始めた。
そんな心配をしている矢先にホズミは、身体がくっ付きそうなくらいクニミツに近寄っていく。
クニミツの目から視線を外さないまま、ホズミは色っぽい声で語りかける。
「前回のことは、聞いているわよ……」
「……はい。すみませんでした」
ホズミの言葉に、クニミツの顔は一瞬にして強張った。
ラブカルのレッスンは、次の担当に詳細に報告される。
私がクニミツの『穴』に指を突っ込んだことも、伝わっているだろう。
「最初は誰だって緊張するし、生理現象をコントロールするなんて難しいもの。前回のことで負い目を感じる必要はないのよ」
「はい……」
そうそう! そうだよ!
流石姉さん、優しい~!
レッスン前にクニミツの緊張を解そうとしてくれているのだろうけど、クニミツの表情は簡単には柔らかくなりそうにない。
四天王ホズミでも、ちょっと手こずりそうな気がする――――。
私は祈る思いで胸の中で手を組み、二人のやり取りを見守った。
「うふふふ」
ホズミは男女ともに見惚れてしまいそうな笑顔を浮かべ、少し膝を曲げクニミツの顔と同じ高さまで背を下げた。
この笑顔は、ヤナセとは別物で威力がある。
「根っから真面目なのね~」
「えっ!」
その上、両腕をクニミツの肩に載せた――――。
この展開にはクニミツも、堅苦しい表情を一気に吹っ飛ばしたようだ。
な、なに姉さん。
クニミツ、タイプなの!?
やっぱりそっちも、イケるんですかぁぁぁ――――!!
二人の妖しい雰囲気に、私の思考も明後日の方向に吹っ飛び始めた。

