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ラブカルチャースクール 3
第22章 I Lesson 7回目
「あ、あの……」

自分に何が起こっているのか頭が付いて行ってないのだろう。

クニミツは明らかに動揺して、顔が真っ赤になっている。

だけどホズミの行動は、更にエスカレートしていく――――。

「うふ。真面目なのは良いことよ~。でもちょっと遊び心も必要かもしれないわね~」

「そ……れは……」

「型に嵌り過ぎるのは禁物ってことよ~」

ホズミはますます色っぽい声音に変えて、捕らわれた小動物みたいに震えているクニミツの背中に腕を回す。

「わっ!」

「悪いようにはしないわ。力を抜いて……」

長い睫毛を少し伏せ、魅惑的な唇に笑みを浮かべる。

細くて綺麗な指先でクニミツの背筋を辿るように腰に向かって滑らせた。

「あぁっ!」

ホズミの指に感じてしまったのか、クニミツは小さく身体を震わせ背中を反らす。

「あら、感じやすいのね」

困惑しているクニミツを弄ぶかのようにホズミは楽しそうに笑って、両手でクニミツのお尻をガシッと鷲掴みした――――。

「うわぁぁぁぁ――――!」

途端クニミツが悲鳴を上げて、慌ててホズミから逃げるように身体を離すと床に尻もちを付いて後ずさる。

そして瞳に涙を滲ませて、聞いてきた。

「じ、自分……またお尻、掘られるんですか~」

予感的中――――ホズミをそっちもイケる人だと思ってしまったようだ。

クニミツはお尻を必死で守ろうと、壁の隅っこまで下がろうとしている。

そんなクニミツの姿に、ホズミは――――

「あはははは~! やっだぁぁぁ~冗談よ~! 野郎相手に、勃たないし、興味ないわよ~!」

――――お腹を抱えて思いっきり爆笑している。

「ごめんなさぁい。反応が面白くて、ついつい遊んじゃったのよ~。まさか本気にしちゃうんだもの。あぁ楽しかった~」

ホズミは本気で、クニミツを揶揄っていたようだ。

姉さん――――ちょっと、やり過ぎです。

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