この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ラブカルチャースクール 3
第22章 I Lesson 7回目
あり得ないことだけど、クニミツ設定での三Pを想像したら、壮絶な絵面になってしまう。

ん? でもそう思ったら、最初のレッスンは五Pだったんじゃない?

その内一人はヤナセなわけだし、ある意味、壮絶だったよね――――。

しみじみと思い返して複雑な気持ちになりながら、クニミツに話し掛ける。

「勘違いしそうだったかもしれないけど、立ち合いレッスンで三Pはないと思うから、安心しなよ」

「そうですよね……。動揺し過ぎて、すみません。本当に情けないですね」

クニミツは無理に作ったような自嘲的な笑みを浮かべて、ゆっくりと立ち上がった。

う~ん、こんな状態でレッスンできるのかな?
クニミツのアレが、勃つ気がしない――――。

神妙な顔でホズミの方を見ると、この重い空気を特に気にしている風でもなく、ニッコリと笑って手を振っている。

「はぁい~。レッスン始めましょうか~」

流石ラブカル四天王、これしきのことでビクともしないのか!

他の三人よりは、人間に近い方だと思っていたけど、姉さんもやっぱり天空人に違いなかった。

「始めるって……」

呑気な姉さんの態度に心配になって、今度はクニミツの方に視線を移すと――――

「お騒がせしました。レッスン始めましょう!」

まだ少しショックが抜けていない気がするけど、クニミツははっきりとした声でレッスンを進める意欲を表した。

「クニミツ、大丈夫なの? もう少し落ち着いてからでも良いと思うよ」

真面目なクニミツだから、私たちに迷惑かけまいとか、時間がないとか色々と気を使っていそうなだ。

余り無理はさせないようにしなきゃ。

「はい、大丈夫です。なんか不思議とパワーが湧いてきている感じがするんです」

「そう……なんだ」

その根拠は分かりかねるが、確かに急にクニミツの表情が明るくなって、頬が紅潮している。

若しかして、ショック療法とかいうやつかな?
何はともあれ、再起不能にならなくて良かった――――。

/961ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ