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ラブカルチャースクール 3
第22章 I Lesson 7回目

本当に大丈夫かな~。
姉さんの言っていることが悪い訳じゃないけど、ピュアなクニミツが変な方向性に向かわないか心配になる――――。
「よし! 良い返事よ~!」
「じゃぁ、自分も……」
一応褒められたクニミツは、次は自分もと思ったのかおずおずと両手を私たちの方に伸ばしてきたが――――。
「それはまだ駄目よ! あんたはもっと筋肉付けてからじゃないと、チワワちゃんを抱っこさせられないわ!」
「は、はい! 承知しました!」
バッサリと却下された。
まぁ確かにクニミツの二の腕は細いけど、私くらいのチビなら横抱きくらい出来そうに思えるけどな。
それに筋肉って、姉さんだって筋肉モリモリには決して見えないんですけど~!
寧ろクニミツより、身体は細く見えるし――――。
そんなこと思っていたら、突然ホズミが回り始めた。
「きゃぁ!」
「クニミツ、いいこと~。お姫様抱っこはラブカル講師なら基本中の基本! 今回は更にハイレベルな、『メリーゴーランドお姫様抱っこ』を見せてあげるわよ~!」
「はいっ! ありがとうございます!」
「おほほほ~。御覧なさい、この華麗なるステップを!」
「素晴らしいです!!」
ちょっと、クニミツ――――関心していないで、止めてよぉぉぉ!
思いの外早い回転に、天井の景色が渦を巻きだす。
「ひぃぃぃ~! 姉さん、ちょ、ストップゥゥゥ!」
「ほ~ほっほほ~!」
ホズミは高笑いしながら、クルクルバレリーナ張りの回転を見せつつ、ベッドの周りを半周して、ようやく止まった。
かなりの回転をしたにも関わらず、ホズミは息一つ乱さず、片足を伸ばして美しくポージングまで決めている。
「ここまで出来たら、上出来よ~」
そんなキメ台詞まで言って、艶々唇に不敵な笑みを浮かべている姉さんは、正直めちゃめちゃ格好良く見えた――――。
姉さんの言っていることが悪い訳じゃないけど、ピュアなクニミツが変な方向性に向かわないか心配になる――――。
「よし! 良い返事よ~!」
「じゃぁ、自分も……」
一応褒められたクニミツは、次は自分もと思ったのかおずおずと両手を私たちの方に伸ばしてきたが――――。
「それはまだ駄目よ! あんたはもっと筋肉付けてからじゃないと、チワワちゃんを抱っこさせられないわ!」
「は、はい! 承知しました!」
バッサリと却下された。
まぁ確かにクニミツの二の腕は細いけど、私くらいのチビなら横抱きくらい出来そうに思えるけどな。
それに筋肉って、姉さんだって筋肉モリモリには決して見えないんですけど~!
寧ろクニミツより、身体は細く見えるし――――。
そんなこと思っていたら、突然ホズミが回り始めた。
「きゃぁ!」
「クニミツ、いいこと~。お姫様抱っこはラブカル講師なら基本中の基本! 今回は更にハイレベルな、『メリーゴーランドお姫様抱っこ』を見せてあげるわよ~!」
「はいっ! ありがとうございます!」
「おほほほ~。御覧なさい、この華麗なるステップを!」
「素晴らしいです!!」
ちょっと、クニミツ――――関心していないで、止めてよぉぉぉ!
思いの外早い回転に、天井の景色が渦を巻きだす。
「ひぃぃぃ~! 姉さん、ちょ、ストップゥゥゥ!」
「ほ~ほっほほ~!」
ホズミは高笑いしながら、クルクルバレリーナ張りの回転を見せつつ、ベッドの周りを半周して、ようやく止まった。
かなりの回転をしたにも関わらず、ホズミは息一つ乱さず、片足を伸ばして美しくポージングまで決めている。
「ここまで出来たら、上出来よ~」
そんなキメ台詞まで言って、艶々唇に不敵な笑みを浮かべている姉さんは、正直めちゃめちゃ格好良く見えた――――。

