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ラブカルチャースクール 3
第22章 I Lesson 7回目

ワンコ同士の戯れを想像してみるが、色気より和みしかない。
これからクニミツにされる行為も、ワンコのじゃれつきにしか思えなかったらどうしよう。
そんなこと考えている間に、ホズミは私をベッドの上に優しく置くと、
「じゃぁ、レッスン開始よ~!」
軽快にレッスン開始の合図をした。
「はいっ!」
そして『ポチ』ことクニミツも、意気揚々と返事をする。
テンションが高い二人の間で、置いてきぼり感が半端ないチワワが一匹。
この流れでレッスンか――――でも、さっきの戦闘開始みたいよりはマシではあるのかも。
それに時間も時間だし、いい加減始めないとだよね。
二人の妙な意気投合に付いていけていないせいか、思わず冷静になろうとしてしまう。
目を見開いて固まっている私に、ニョキっとホズミの顔が近付いてきた。
「チワワちゃん」
「わっ! 何っ!?」
思考が明後日に向いていただけに異様に驚いてしまったけど、姉さんは気にした様子もなく、ニッコリと微笑んだ。
「何があっても大丈夫よ。私が付いているから安心しなさいな」
口調はお姉なのに声音はイケメンモードでそっと囁くと、プルンプルンの唇を私のおでこに軽く当ててきた。
プニィ~! ――――とした感触が、気持ちいい。
こんなこと、他の講師にされたら色んな意味でドキドキしてしまう筈なのに、ホズミだと何故か安心しちゃうのが不思議だ。
何より今言ってくれた台詞が、心底信じられる――――。
「うん……ありがとう。頑張るね」
「それでこそチワワちゃん。でも頑張り過ぎちゃだめよ~。楽しむくらいにしておきなさい」
「ふふふ……はい」
さっきまで固まっていた私の笑顔に、ホズミは優しく微笑み返す。
「ポチ! チワワちゃんのこと大事なご主人様だと思って、めいいっぱい尽くしなさい!」
「はい! 畏まりました!」
やっとこ――――あ、いよいよ立ち合いレッスンの開始だ。
これからクニミツにされる行為も、ワンコのじゃれつきにしか思えなかったらどうしよう。
そんなこと考えている間に、ホズミは私をベッドの上に優しく置くと、
「じゃぁ、レッスン開始よ~!」
軽快にレッスン開始の合図をした。
「はいっ!」
そして『ポチ』ことクニミツも、意気揚々と返事をする。
テンションが高い二人の間で、置いてきぼり感が半端ないチワワが一匹。
この流れでレッスンか――――でも、さっきの戦闘開始みたいよりはマシではあるのかも。
それに時間も時間だし、いい加減始めないとだよね。
二人の妙な意気投合に付いていけていないせいか、思わず冷静になろうとしてしまう。
目を見開いて固まっている私に、ニョキっとホズミの顔が近付いてきた。
「チワワちゃん」
「わっ! 何っ!?」
思考が明後日に向いていただけに異様に驚いてしまったけど、姉さんは気にした様子もなく、ニッコリと微笑んだ。
「何があっても大丈夫よ。私が付いているから安心しなさいな」
口調はお姉なのに声音はイケメンモードでそっと囁くと、プルンプルンの唇を私のおでこに軽く当ててきた。
プニィ~! ――――とした感触が、気持ちいい。
こんなこと、他の講師にされたら色んな意味でドキドキしてしまう筈なのに、ホズミだと何故か安心しちゃうのが不思議だ。
何より今言ってくれた台詞が、心底信じられる――――。
「うん……ありがとう。頑張るね」
「それでこそチワワちゃん。でも頑張り過ぎちゃだめよ~。楽しむくらいにしておきなさい」
「ふふふ……はい」
さっきまで固まっていた私の笑顔に、ホズミは優しく微笑み返す。
「ポチ! チワワちゃんのこと大事なご主人様だと思って、めいいっぱい尽くしなさい!」
「はい! 畏まりました!」
やっとこ――――あ、いよいよ立ち合いレッスンの開始だ。

