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ラブカルチャースクール 3
第22章 I Lesson 7回目
良い――――良いんじゃないの『ポチ』プレイ!

もしかしてクニミツ、開花しちゃうかも!

ちょっとマニアックな感じもするけど、こういうプレイを好む女性もいると思うし、やれる講師も限られるとだろう。

ワタリやマサキがやることは、絶対やりそうにないもの。

ヤナセやハナブサにやられたら、ある意味怖い。

辛うじてハヤトがやったとしても、こんな甘えっこワンコにはならなさそう。

むしろドSニャンコとか、しそうじゃない?

クニミツに頬擦りされながら、講師アニマル設定を想像してしまって、つい吹き出しそうになる。

その流れでついついセイジのことも考えてしまう――――。

セイジがこんな風に甘えてきたら、テンション上がって冷静でいられないかもな。

セイジ――――会いたいな。

最近会えていないから恋しさから、ついつい頬擦りしてくるクニミツを無意識に撫でていた。

「コトミさん……」

「ん~? あっ!」

しまった――やっとレッスンが進もうとしているのに、妄想ワールドへトリップしてしまうところだった。

いけない、いけない――――今は『クニミツ』に集中しなきゃ。

折角甘えてきているのだから抱き締めてみようかな――――と腕をクニミツの背中に回し掛けると――――

「コトミさん!」

「わぁ~!」

クニミツの方から、勢い良く私に抱き付いてきた。

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