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ラブカルチャースクール 3
第22章 I Lesson 7回目
姉さぁぁぁん!
ここはお笑い小劇場じゃないですぅぅぅ――――!

ホズミに恨み節を吐きそうになったが、クニミツの表情が少し変わってきたので、ここは我慢する。

「魅力的……」

私の意味不明な言葉を分析でもしているのか、クニミツの目が少しぼんやりとしていた。

「そそそっ! クニミツのプレイは十分に魅力的だよ。ただ……今日はちょっと時間が押しているから、もう少し時短なプレイでお願いしたいかなって……」

我ながら、かなり頑張って言えたと思う。

ドキドキしながら祈る気持ちで、クニミツを見ると――――。

顔の周りに星が輝いているみたいに、パァァァっと表情が一気に明るくなった。

「ありがとうございます……。まだまだ若輩者の自分ごときに、そこまで言って頂き恐悦至極です! 分かりました! 本日は時短プレイですね!」

良かった――――今のでも大丈夫だったみたいだ。

クニミツがめっちゃピュアで、助かったぁぁぁ!

「う、うん。そそそ! 宜しくお願いしますぅ~」

「はい! 承知しました!」

クニミツは頬を紅潮させ、嬉しそうに指を真っ直ぐ伸ばして敬礼までキメてきた。

評価されたのがそんなに嬉しかったのかな――――綺麗な敬礼までしているけど、隠していた股間は丸見えになっていますよ。

「じゃぁ、仕切り直しで続きを始めようか」

「はい! 失礼致します!」

「はい。お願い致します」

相変わらず、古風な夫婦みたい(実際は分からない)になっているけど、クニミツは確実に進化していると――――信じよう。

再び仰向けになって見上げると、クニミツと目が合ってジッと互いに見つめ合う。

頑張って欲しい――――心の中で、そんな思いが沸きあがる。

私がラブカルに通い始めた時も、担当してくれた講師たちは同じこと思ってくれたのかもしれないな――――やはりハヤトを除いて。

クニミツが目を少し閉じて、顔を傾ける。

ゆっくりと顔を近づけてきて、赤みが帯びた唇を――――私のものへそっと重ねた。

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