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ラブカルチャースクール 3
第22章 I Lesson 7回目
さっきのペロペロプレイとは違う、初々しくて優しいキス――――。

レッスンとはいえ色んな講師と濃厚なキスをしてきたから、こういうキスをたまにされるとちょっとときめく。

それにクニミツらしくて、良いな――――。

感慨深く思いながら次の動きを予測して口を少し開けておいてみると、クニミツは舌先を少しだしてきて、口の中にそれを挿れて――――こない!

クニミツの舌は唇をスルーして、顎を伝って首筋へと這っていく。

あ、そうだよね――『時短』してって言ったもんね。

流石忠犬クニミツの、指示に忠実である。

今回も最初から色々あったから仕方ない。

今日は、『射精』せずに無事に終わることが最優先だ。

また前回みたいなことになったら、クニミツなら落ち込んでしまってしばらく浮上できなくなりそうだし。

余計な事せずに温かい気持ちで、見守ろう――――。

そんなことをしみじみと思っている間にも、クニミツは健気に私の首筋やら鎖骨やらを舌先で丁寧に舐めまわしていた。

ジワジワとクニミツの舌が私の肌に吸い付くようにフィットしてきて、自然と身体も熱くなってくる。

「あ……」

広がり出した快感に、ようやく喉の奥から甘い吐息が零れた。

「ローブ、脱がしますね」

「うん……」

ペロペロ攻めは続いていても、こういうことはしっかりと伝えてくるところは好感触だ。

恙なくローブの腰紐は解かれ、下着が露わになる。

長かった――――ここまでようやく辿り着いた。

スクールに通い始めた頃は下着姿でも恥ずかしかったのに、今は妙な感動すら込み上がる。

目頭にジーンと熱いものを感じていると、股間も急に温かくなった――――。

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