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ラブカルチャースクール 3
第22章 I Lesson 7回目
イケた――――。

私がイッた反応にクニミツも一旦股間から顔を上げて目を見開き、体液でべっとり濡れた口から小刻みに息を切らしている。

挿入してからの絶頂ではないけど、ある意味これは凄いことだと思う。

多々ある問題点は今は目を瞑るとして、クニミツの頭をわしゃわしゃしながら、いっぱい褒めてあげたくて気持ちが高まる。

それくらい感動の余韻に浸りたいところだが、そんな時間はないのが残念だ。

レッスンが終わったら、クニミツにしっかりと伝えよう――――。

「はぁ……はぁ……ふう」

少し上がった呼吸を整えて、次の段階に意識を切り替える。

そう、いよいよ『挿入』だ。

ショーツを自分で脱いでしまった方がいいのだろうか――――否!

つゆだくになったこの栄光のショーツは、クニミツ自身に脱がせて欲しい。

まだ呆然としているクニミツに視線を合わせるように、私はジッと彼の瞳を見詰める。

そして、そっと囁く――――。

「クニミツ……出来そう?」

「あ……はい! 大丈夫です!」

我に返ったクニミツはゴムを装着するために、慌てて自分のローブのポケットに手を突っ込んだが――――。

パァァァ――――ン!

風船が弾けたみたいな甲高い音が鳴り響いた。

「えっ!?」

「わっ!」

突然の大きな音に私とクニミツは驚き、音が聞こえた方に同時に振り向いく。

振り向いた所には――――手を合わせたまま、ニッコリと微笑むホズミがいた。

「ね……えさん?」

最初から居たのに、足を組んで色っぽく唇に笑みを湛えるホズミをふいに現れた道化師みたいに不思議な感覚で見てしまう。

ぼんやりしている私たちにホズミは、ニコニコと満面の笑みを浮かべながら近寄ってきた。

何だろう?
クニミツに挿入のアドバイスでも、するのかと思ったら――――

「タイムオーバー! 今日のレッスンはここまでよ~!」

「え……えぇ!?」

「タイム……オーバー」

――――まさかのレッスン終了の合図だった。

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