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ラブカルチャースクール 3
第5章 Lesson 体力作り

そのホズミの姿にふと――――
「女王様とお呼びなさい!」と言っている光景が重なってしまう。
あ、でも姉さん似合いそう……。
お化けになったり、女王様になったりと私の頭の中でホズミは大忙しだ。
楽しい光景を眺めつつ、やっとこ腹筋のトレーニングマシーンに辿り着いた。
「はぁ~広すぎる。ワンフロアって結構面積あるのね」
三人がトレーニングしている方を見ると、遠くに感じるほどラブカルジムは広い。
これが上の階にもプール付きである訳で……
ラブカルの創立者ってどれだけ大富豪なのかしら?
直接会えることはないかもしれないけど、どんな人だか知りたくなった。
気持ちを切り替えて、いよいよ筋トレを始めようとマシーンに近寄ったら――――
「あれ? これ調整が必要だよね」
普段は男性講師ばかり使っているだろうから、明らかに器具の設定が違う。
ヤナセに聞くにも姿が見えないし、このスペースにいる男性講師に聞くしかないが、人数が少ないし見知っている講師も居そうにない。
自分で調整するのは難しそうだし……
やはりヤナセかヨウコさんに聞くしかないかも。
迷子になった子供みたいにキョロキョロしていると――――
「何、これ使うの?」
親切に声を掛けて来てくれた講師がいた。
流石ラブカル! 皆、親切~!
と思って振り向く――――
「あぁぁ!? 琴海、何で居るんだよ!」
「え……わっ! ハヤト!」
そこに立っていたのは、思いっきり不愉快そうな顔をしたドS講師ハヤトだった。
「女王様とお呼びなさい!」と言っている光景が重なってしまう。
あ、でも姉さん似合いそう……。
お化けになったり、女王様になったりと私の頭の中でホズミは大忙しだ。
楽しい光景を眺めつつ、やっとこ腹筋のトレーニングマシーンに辿り着いた。
「はぁ~広すぎる。ワンフロアって結構面積あるのね」
三人がトレーニングしている方を見ると、遠くに感じるほどラブカルジムは広い。
これが上の階にもプール付きである訳で……
ラブカルの創立者ってどれだけ大富豪なのかしら?
直接会えることはないかもしれないけど、どんな人だか知りたくなった。
気持ちを切り替えて、いよいよ筋トレを始めようとマシーンに近寄ったら――――
「あれ? これ調整が必要だよね」
普段は男性講師ばかり使っているだろうから、明らかに器具の設定が違う。
ヤナセに聞くにも姿が見えないし、このスペースにいる男性講師に聞くしかないが、人数が少ないし見知っている講師も居そうにない。
自分で調整するのは難しそうだし……
やはりヤナセかヨウコさんに聞くしかないかも。
迷子になった子供みたいにキョロキョロしていると――――
「何、これ使うの?」
親切に声を掛けて来てくれた講師がいた。
流石ラブカル! 皆、親切~!
と思って振り向く――――
「あぁぁ!? 琴海、何で居るんだよ!」
「え……わっ! ハヤト!」
そこに立っていたのは、思いっきり不愉快そうな顔をしたドS講師ハヤトだった。

