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ラブカルチャースクール 3
第5章 Lesson 体力作り
「あぁ? 引き締まっただけだろ」

「うん……そうかもしれないけど」

休憩室でもナツがハヤトは凄く忙しそうなこと言っていたし、無理して担当レッスンを増やしているんじゃないかな?

その理由に思い当たる節がある分、余計ハヤトのやつれぶりが気になった。

急に押し黙った私に何か察したのか、意地っ張りなハヤトは

ペッチン!

突如デコピンをしてきた。

目が覚めるような痛みが、脳みそを突き抜ける。

やっぱりハヤトはハヤトだ!
このドSめ!!

「ったぁ~!! 何すんのよ!」

「煩い! 俺は忙しんだ!」

「分かっているわよ! 早く帰れば!」

「煩せぇ! このマシーン使うんじゃないのかよ!」

「はい! はい! 使いますよ! でもハヤトには関係ないでしょ!」

同い年なのもあってか、まるで学生の喧嘩みたいだ。

これ以上は話しているだけ無駄だと思って、マシーンの調節を始めようとすると

「使い方分からね~癖に」

まだ茶々を入れてくる。

「邪魔するならどこか行ってよ!」

「煩い! 俺につべこべ言うな! 琴海の癖に生意気だ!」

「何よ! ガキ大将!」

そしていつもの決まり台詞をお互いぶつけ合う。

人が少ないスペースでも流石にこれは注目を浴びてしまった。

はっ! いけない、トラブルを起こしたらヤナセに迷惑が掛かる!

ヤナセが我に返る時の呪文のように頭を過っていく。

グッと口を結んでマシーンを弄り始めると、ハヤトが肩を押してきて

「どけ! 夜が明けちまうだろ!」

「なっ! あ……」

瞬く間に私がトレーニングしやすいように設定を変えてくれた。

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