この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ラブカルチャースクール 3
第5章 Lesson 体力作り

「あぁ? 引き締まっただけだろ」
「うん……そうかもしれないけど」
休憩室でもナツがハヤトは凄く忙しそうなこと言っていたし、無理して担当レッスンを増やしているんじゃないかな?
その理由に思い当たる節がある分、余計ハヤトのやつれぶりが気になった。
急に押し黙った私に何か察したのか、意地っ張りなハヤトは
ペッチン!
突如デコピンをしてきた。
目が覚めるような痛みが、脳みそを突き抜ける。
やっぱりハヤトはハヤトだ!
このドSめ!!
「ったぁ~!! 何すんのよ!」
「煩い! 俺は忙しんだ!」
「分かっているわよ! 早く帰れば!」
「煩せぇ! このマシーン使うんじゃないのかよ!」
「はい! はい! 使いますよ! でもハヤトには関係ないでしょ!」
同い年なのもあってか、まるで学生の喧嘩みたいだ。
これ以上は話しているだけ無駄だと思って、マシーンの調節を始めようとすると
「使い方分からね~癖に」
まだ茶々を入れてくる。
「邪魔するならどこか行ってよ!」
「煩い! 俺につべこべ言うな! 琴海の癖に生意気だ!」
「何よ! ガキ大将!」
そしていつもの決まり台詞をお互いぶつけ合う。
人が少ないスペースでも流石にこれは注目を浴びてしまった。
はっ! いけない、トラブルを起こしたらヤナセに迷惑が掛かる!
ヤナセが我に返る時の呪文のように頭を過っていく。
グッと口を結んでマシーンを弄り始めると、ハヤトが肩を押してきて
「どけ! 夜が明けちまうだろ!」
「なっ! あ……」
瞬く間に私がトレーニングしやすいように設定を変えてくれた。
「うん……そうかもしれないけど」
休憩室でもナツがハヤトは凄く忙しそうなこと言っていたし、無理して担当レッスンを増やしているんじゃないかな?
その理由に思い当たる節がある分、余計ハヤトのやつれぶりが気になった。
急に押し黙った私に何か察したのか、意地っ張りなハヤトは
ペッチン!
突如デコピンをしてきた。
目が覚めるような痛みが、脳みそを突き抜ける。
やっぱりハヤトはハヤトだ!
このドSめ!!
「ったぁ~!! 何すんのよ!」
「煩い! 俺は忙しんだ!」
「分かっているわよ! 早く帰れば!」
「煩せぇ! このマシーン使うんじゃないのかよ!」
「はい! はい! 使いますよ! でもハヤトには関係ないでしょ!」
同い年なのもあってか、まるで学生の喧嘩みたいだ。
これ以上は話しているだけ無駄だと思って、マシーンの調節を始めようとすると
「使い方分からね~癖に」
まだ茶々を入れてくる。
「邪魔するならどこか行ってよ!」
「煩い! 俺につべこべ言うな! 琴海の癖に生意気だ!」
「何よ! ガキ大将!」
そしていつもの決まり台詞をお互いぶつけ合う。
人が少ないスペースでも流石にこれは注目を浴びてしまった。
はっ! いけない、トラブルを起こしたらヤナセに迷惑が掛かる!
ヤナセが我に返る時の呪文のように頭を過っていく。
グッと口を結んでマシーンを弄り始めると、ハヤトが肩を押してきて
「どけ! 夜が明けちまうだろ!」
「なっ! あ……」
瞬く間に私がトレーニングしやすいように設定を変えてくれた。

