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ラブカルチャースクール 3
第24章 I Lesson 8回目

「ぶっ! ふぐぅっ」
まさかの展開に、思わず吹き出しそうになってしまう。
出て行ってしまうと思ったのに、こんな可愛い表情をアップで見せつけて来るなんて予想外だった。
更にセイジは、吹き出しそうになった私の口を咄嗟に手で塞いのだ。
温かいセイジの掌が、顔の半分を覆っている。
自分の唇がセイジの掌に当たる感触が、さっきのキスを蘇らせて一気に顔が熱くなってきた。
きっとゆで蛸みたいに真っ赤になっている――――。
それはきっとセイジにだって伝わっている筈なのに、掌を中々外そうとしない。
セイジの掌の温もりと、自分の茹で上がった顔の熱で口元がじっとりと汗を掻き始める。
「へひひ、ふぁふぁふぁふぁ……」
何か伝えようとしても口を塞がれたままだから、全然まともな言葉にならない。
だからってこの状態が決して嫌ではなくて、寧ろもうしばらくこのままでいて欲しいとすら思ってしまう。
ど、どうしよう――――セイジ、いつまでこのままでいるのかな。
上目づかいでセイジを見ると、さっき尖らせていた唇には楽しそうに笑みが浮かんでいる。
こ、これは、セイジのちょいSモード!?
ヤナセのナチュラルどSモードに比べたらまだ優しいけど、私がちょっとテンパっているのを明らかに楽しんでいるな。
そしてこんなことされても、喜んでしまう私は立派なMなのだろう。
途端、下腹部が疼きだして身体も熱くなってきた。
それが恥ずかしくなってセイジから視線を外すと、逃げた視線の先にセイジは顔を寄せてきて甘く囁きだす。
「ねぇ琴海。さっきの質問、答えてよ」
「ふぁごっ!」
強気で攻めてきたセイジに口から心臓が出そうになったけど、間抜けな不発音だけが口元に響き渡った。
まさかの展開に、思わず吹き出しそうになってしまう。
出て行ってしまうと思ったのに、こんな可愛い表情をアップで見せつけて来るなんて予想外だった。
更にセイジは、吹き出しそうになった私の口を咄嗟に手で塞いのだ。
温かいセイジの掌が、顔の半分を覆っている。
自分の唇がセイジの掌に当たる感触が、さっきのキスを蘇らせて一気に顔が熱くなってきた。
きっとゆで蛸みたいに真っ赤になっている――――。
それはきっとセイジにだって伝わっている筈なのに、掌を中々外そうとしない。
セイジの掌の温もりと、自分の茹で上がった顔の熱で口元がじっとりと汗を掻き始める。
「へひひ、ふぁふぁふぁふぁ……」
何か伝えようとしても口を塞がれたままだから、全然まともな言葉にならない。
だからってこの状態が決して嫌ではなくて、寧ろもうしばらくこのままでいて欲しいとすら思ってしまう。
ど、どうしよう――――セイジ、いつまでこのままでいるのかな。
上目づかいでセイジを見ると、さっき尖らせていた唇には楽しそうに笑みが浮かんでいる。
こ、これは、セイジのちょいSモード!?
ヤナセのナチュラルどSモードに比べたらまだ優しいけど、私がちょっとテンパっているのを明らかに楽しんでいるな。
そしてこんなことされても、喜んでしまう私は立派なMなのだろう。
途端、下腹部が疼きだして身体も熱くなってきた。
それが恥ずかしくなってセイジから視線を外すと、逃げた視線の先にセイジは顔を寄せてきて甘く囁きだす。
「ねぇ琴海。さっきの質問、答えてよ」
「ふぁごっ!」
強気で攻めてきたセイジに口から心臓が出そうになったけど、間抜けな不発音だけが口元に響き渡った。

