この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ラブカルチャースクール 3
第26章 Lesson ご褒美
ジリジリと身体が滾り出す――――。

ただ顔に部位に唇を宛がわれているだけなのに、凄く興奮している自分がいることを実感する。

これは久々に、セイジに触れられているから?
禁断のシチュエーションだから?

違う――――特別のシチュエーションだからって、過剰反応している訳じゃない。

私は単純に、セイジが大好きで、全身の細胞がセイジを欲しているからだ。

あぁぁ、大好き。
セイジが好き――――愛してる。

今直ぐ声を大にして言いたい。

「セ……セイジ……。あっ……」

否応なしに漏れてしまう声を掴むように、セイジの手が口元を覆った。

「ふぅん……」

セイジは私の発情を抑え込みつつ、柔らかくて温かい膨らみを私の肌に押し当て続け、顔から首筋へと移動まで始めた。

嬉しい――――けど! これは喘がずにいられなくなる。

「んっ! ふぐっ!」

なんとか我慢しながらもどうしても出てしまう吐息が、その発生原因の本人に塞がれてししまう――――という、プレイなのぉぉぉ!?

蒸気を逃がす場所がなくて身体に籠り、全身の熱は益々上昇していく。

あぁ、熱い。
どうすれはこの熱を抑えられるのだろう――――。

高まる熱はセイジにも伝わっている筈だ。

掌で塞がれた口元が、私の状態を伝えるかのように蒸気でしっとり濡れている。

隠れている部分も、次は自分を触れて欲しいと言わんばかりに主張してきていた。

ブラに触れる胸の先が硬くなって痛痒いし、下腹部だって電流を流されているみたいにブルブルと疼いている。

あぁ――――直接、セイジに触れて貰いたい。

そうすればこの燻りも落ち着くのに――――。

確実に繋がれなくても、触れて貰うだけでも叶えられないかな?

「セイ……おね……んんっ!」

哀願しようと声を上げてみたが、敢え無く掌で封じ込まれた上にセイジは唇を私の耳に当て、擽りながら甘く囁いた。

「しぃ……外に声が漏れちゃうよ」

「う……ふぅ……」

うっそぉぉぉ!
ラブカルの部屋って、防音しっかりしてるじゃないのぉぉぉ!
セイジの意地悪!

でも、そんなちょっとSっ気が混じったセイジに、胸の下腹部もギュゥンと疼いてしまうのだった。


/961ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ