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ラブカルチャースクール 3
第26章 Lesson ご褒美

わ、しまった――――私、気を緩め過ぎたかも!
いくら『ご褒美レッスン』で、気軽な気持ちでとは言われていたけど、幹部の講師に対して失礼な物言いだったに違いない。
「すみません……私、浮かれて余計なことを……」
「あ、いや……違うよ。却って、すまないね。自分の方が余計なことを言ってしまったかもと自嘲してしまったんだ。俺の方が浮かれているんだと思うよ」
「マサキさん……」
くぅぅぅぅ――――やっぱり、マサキは大人だなぁ~!
でも――――
「……何か言いましたっけ?」
「あぁ……これはまた色々落ち着いて後にでも話すよ」
「色々ですか?」
「レッスン、しようか?」
「あっ……」
ボッフン! マサキの一言に頭上から、湯気が吹き出した感覚だった。
セクシーなバリトンボイスで、そんな言い方されるなんて思ってなかったんです!
講師になって、すっかり感覚が違ってきているんだと思う。
だから久々に生徒の時みたいな扱いされると――――結構、ときめいてしまいます。
「ですね。レッスン……しましょうか。久々で上手く出来るか自信ありませんが、宜しくお願いします」
「ははは。こちたこそ、お手柔らかにね。琴海さん色々と凄くなっていそうだから」
「そ、そんな! 滅相もございません!!」
「そうかな? 結構凄いテクだって、噂を聞いているよ」
マサキは笑顔で他愛無く言ってきた――――けど!!
それって一体、どんな噂なんですかぁぁぁ――――!!
新人とのレッスンは問題ばかり多発しているし、そのことはマサキだって今回のレッスン前に報告書を読んでいる筈だ。
あ、あれかな――――クニミツの『穴』に突っ込んだこと!?
それなら『アナ』好きのコウセイとかと話が盛り上がっていそうだし!
てか、『アナ』はさて置き、ラブカルの中でも屈指のテクニシャンであろうマサキに、『凄テク』なんて言われたら、レッスン前からハードルがだだ上がりじゃないの。
プレッシャーが半端ない――――。
いくら『ご褒美レッスン』で、気軽な気持ちでとは言われていたけど、幹部の講師に対して失礼な物言いだったに違いない。
「すみません……私、浮かれて余計なことを……」
「あ、いや……違うよ。却って、すまないね。自分の方が余計なことを言ってしまったかもと自嘲してしまったんだ。俺の方が浮かれているんだと思うよ」
「マサキさん……」
くぅぅぅぅ――――やっぱり、マサキは大人だなぁ~!
でも――――
「……何か言いましたっけ?」
「あぁ……これはまた色々落ち着いて後にでも話すよ」
「色々ですか?」
「レッスン、しようか?」
「あっ……」
ボッフン! マサキの一言に頭上から、湯気が吹き出した感覚だった。
セクシーなバリトンボイスで、そんな言い方されるなんて思ってなかったんです!
講師になって、すっかり感覚が違ってきているんだと思う。
だから久々に生徒の時みたいな扱いされると――――結構、ときめいてしまいます。
「ですね。レッスン……しましょうか。久々で上手く出来るか自信ありませんが、宜しくお願いします」
「ははは。こちたこそ、お手柔らかにね。琴海さん色々と凄くなっていそうだから」
「そ、そんな! 滅相もございません!!」
「そうかな? 結構凄いテクだって、噂を聞いているよ」
マサキは笑顔で他愛無く言ってきた――――けど!!
それって一体、どんな噂なんですかぁぁぁ――――!!
新人とのレッスンは問題ばかり多発しているし、そのことはマサキだって今回のレッスン前に報告書を読んでいる筈だ。
あ、あれかな――――クニミツの『穴』に突っ込んだこと!?
それなら『アナ』好きのコウセイとかと話が盛り上がっていそうだし!
てか、『アナ』はさて置き、ラブカルの中でも屈指のテクニシャンであろうマサキに、『凄テク』なんて言われたら、レッスン前からハードルがだだ上がりじゃないの。
プレッシャーが半端ない――――。

