この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ラブカルチャースクール 3
第6章 Lesson 秘『蜜』
「は、はいぃ」

嬉しさの余り飛び込みたい衝動を抑えながら、セイジの脚の間に入って

「失礼します」

遠慮がちにソファーの端っこに、気持ちばかりお尻を付ける。

「ぷっ! 琴海、それじゃぁ落ちちゃうし疲れるよ。もっと深く座らないと」

「はい……ですよね」

「こら、こないだ敬語禁止って言っただろ」

「はっ……うん。ごめんね」

耳元で甘く話しかけられて、頭が宙に浮いたみたいにフワフワしてしまう。

自分でもなんでこんなにテンパっているのか分からない。

少しずつ腰をずらしている私の腰にセイジの腕が絡みついてきた。

そして――――

「なに、遠慮しているの! ほら!」

「ひゃぁ!」

背中が密着するように、力強く後ろに引っ張られる。

スーツ越しだけど背中にセイジの胸の広さと温かさが伝わってきて、ますます顔が熱くなってしまう。

更にセイジは顎を肩に乗せて来て、後ろから頬をくっ付けてくるから密着度がアップした。

「琴海、今更何を恥ずかしがっているの?」

「いや、恥ずかしいと言う訳じゃ」

「え、違うの?」

「うん……」

きっと多分……「嬉しすぎて、体中の細胞が興奮しているんだと思う」……。

なんて、いくらセイジ相手にも言えやしない。

「琴海?」

私の反応を気にして覗き込んでくるセイジに、今言える精一杯を伝えた。

/961ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ