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ラブカルチャースクール 3
第6章 Lesson 秘『蜜』

「幸せで……いいのかなって……」
そう――――凄く今私は幸せなのだ。
ラブカルに通い始めた頃、セイジとこんな風になれるなんて夢にも思っていなかった。
スクールの『掟』を破り、タブーを犯してセイジに恋をして……
旦那との離婚を決意して、過酷な女性講師を目指して本当に講師なった。
セイジと同じ職場に居られるだけでも奇跡的なのに、今こうして抱き締めて貰えていることが、幸せ過ぎて怖いくらいだ。
私が講師を目指したことで、傷つけた人もいる。
でも――――
幸せに思うくらい、嬉しい。
腰に回されたセイジの腕をギュッと掴む。
「琴海……」
神妙になって押し黙っているとセイジは腰を抱き締めていた腕を片方解き、私の顎に手を添えてきた。
「琴海、こっち向いて」
「何?……あっ……」
言われるがままにセイジの方に顔を向けると、瞬く間に唇を塞がれる。
突然でビックリしてしまい、慌てて咄嗟に息を吸おうと口を開くとセイジは顔を真横にして唇を強く押し当ててきた。
「んんっ……はふ……」
口を大きく開いたから漏れなく舌も挿入されて、根元から引っ張られるように自分の舌を絡め取られる。
セイジの身体にすっぽりと包まれながら、激しく口の中を撹拌され続けた。
クチュ……ピチャ……
唾液が一気に口いっぱいに満ち溢れ、掻き回す舌に弾かれる水音が部屋中に響く。
何だろう……いつもより激しいような……。
触れ合う感触とセイジの熱で朦朧としてくる頭の片隅でセイジの様子が気になったけど、そんなことを気にしていられるのは、ほんの束の間だった――――。
そう――――凄く今私は幸せなのだ。
ラブカルに通い始めた頃、セイジとこんな風になれるなんて夢にも思っていなかった。
スクールの『掟』を破り、タブーを犯してセイジに恋をして……
旦那との離婚を決意して、過酷な女性講師を目指して本当に講師なった。
セイジと同じ職場に居られるだけでも奇跡的なのに、今こうして抱き締めて貰えていることが、幸せ過ぎて怖いくらいだ。
私が講師を目指したことで、傷つけた人もいる。
でも――――
幸せに思うくらい、嬉しい。
腰に回されたセイジの腕をギュッと掴む。
「琴海……」
神妙になって押し黙っているとセイジは腰を抱き締めていた腕を片方解き、私の顎に手を添えてきた。
「琴海、こっち向いて」
「何?……あっ……」
言われるがままにセイジの方に顔を向けると、瞬く間に唇を塞がれる。
突然でビックリしてしまい、慌てて咄嗟に息を吸おうと口を開くとセイジは顔を真横にして唇を強く押し当ててきた。
「んんっ……はふ……」
口を大きく開いたから漏れなく舌も挿入されて、根元から引っ張られるように自分の舌を絡め取られる。
セイジの身体にすっぽりと包まれながら、激しく口の中を撹拌され続けた。
クチュ……ピチャ……
唾液が一気に口いっぱいに満ち溢れ、掻き回す舌に弾かれる水音が部屋中に響く。
何だろう……いつもより激しいような……。
触れ合う感触とセイジの熱で朦朧としてくる頭の片隅でセイジの様子が気になったけど、そんなことを気にしていられるのは、ほんの束の間だった――――。

