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ラブカルチャースクール 3
第26章 Lesson ご褒美

コウセイも私の体調を気遣ってくれて、レッスンどころかベッドに寝っ転がって、昼寝をしようとしていたし。
そんなことまで赤裸々にコウセイが報告を上げたかは分からないけど、コウセイとマサキはよく一緒にいるから、個人的に話はしている可能性は十分ある。
それを今、敢えて確認する必要はないが、マサキの言葉に甘える訳にはいかない。
生徒の時から担当してくれていたマサキとコウセイだから、私のことを理解してくれている上の気遣いであっても、これからは沢山の講師と生徒を相手にしていくのだから――――
気心が知れているからこそ、通す礼儀がある!
思いっきり意気込みの発射スイッチを押されたかの如く、私はマサキの身体に巻き付けた腕に力を込めた――――。
「琴海さん!?」
「大丈夫っす! レッスンお願いします!」
――――ものの、勢い余って舌が上手く回らなくて、滑舌が悪くなってしまった。
ひぃぃぃ!
『大丈夫っす!』なんて、ナツみたいじゃないの!
特別講師のマサキに向かって、失礼極まりない!
決意で熱くなった気持ちが、一気に急下降していきそうになる。
一先ず一旦、謝罪せなばとマサキから身体を離そうとしたが、
「はははは! うんうん、宜しくね」
マサキは大きな掌でトントンと私の背中を優しく弾くと、明るく笑い返してくれた。
あぁぁ、なんて優しいのだろう。
マサキの包容力は絶大的だわ。
またしてもこのまま抱き付いていたくなるけど、やっぱりさっきの言葉使いは良くないので謝りたい。
「すみません、厚かましい言葉使いをしてしまって……」
「ん? あぁ、全然気にしないよ。むしろ可愛かったかな」
「かわっ……!?」
あぁぁぁん!
やっぱり凄く、凄く、マサキは優しいぃぃぃ――――!
それにこんなセクシーボイスで『可愛い』なんて言われたら、否応なしに胸キュンさせられてしまいます。
一家に一人、居て欲しい!
一家に一台、癒しのマサキチェアーだわ!
そんなことまで赤裸々にコウセイが報告を上げたかは分からないけど、コウセイとマサキはよく一緒にいるから、個人的に話はしている可能性は十分ある。
それを今、敢えて確認する必要はないが、マサキの言葉に甘える訳にはいかない。
生徒の時から担当してくれていたマサキとコウセイだから、私のことを理解してくれている上の気遣いであっても、これからは沢山の講師と生徒を相手にしていくのだから――――
気心が知れているからこそ、通す礼儀がある!
思いっきり意気込みの発射スイッチを押されたかの如く、私はマサキの身体に巻き付けた腕に力を込めた――――。
「琴海さん!?」
「大丈夫っす! レッスンお願いします!」
――――ものの、勢い余って舌が上手く回らなくて、滑舌が悪くなってしまった。
ひぃぃぃ!
『大丈夫っす!』なんて、ナツみたいじゃないの!
特別講師のマサキに向かって、失礼極まりない!
決意で熱くなった気持ちが、一気に急下降していきそうになる。
一先ず一旦、謝罪せなばとマサキから身体を離そうとしたが、
「はははは! うんうん、宜しくね」
マサキは大きな掌でトントンと私の背中を優しく弾くと、明るく笑い返してくれた。
あぁぁ、なんて優しいのだろう。
マサキの包容力は絶大的だわ。
またしてもこのまま抱き付いていたくなるけど、やっぱりさっきの言葉使いは良くないので謝りたい。
「すみません、厚かましい言葉使いをしてしまって……」
「ん? あぁ、全然気にしないよ。むしろ可愛かったかな」
「かわっ……!?」
あぁぁぁん!
やっぱり凄く、凄く、マサキは優しいぃぃぃ――――!
それにこんなセクシーボイスで『可愛い』なんて言われたら、否応なしに胸キュンさせられてしまいます。
一家に一人、居て欲しい!
一家に一台、癒しのマサキチェアーだわ!

