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初花凛々
第13章 玉響の恋
麻耶は、凛のショートパンツをするりと脱がせた。


背中を露わにした時とは比べものにならないほどの恥ずかしさが、凛に飛びかかった。


一瞬、身体が強張った凛を麻耶は見逃さない。すぐに凛の桃色の乳首をはむっと唇で噛んだ。


そして麻耶の利き手である右手は、ショーツの上から凛の割れ目を上下になぞる。その時の凛の頭には、"痛い"というSEXの印象が駆け巡った。


「やっ……」


思わず、抵抗の意を示すような声が凛の口から出て、麻耶は即座にその手の動きを止める。


「……安心して、今日は痛い事はしない」

「本当……?」

「うん、絶対」


そう言って麻耶は、凛の額にチュッと口づけをした。


_____麻耶が絶対って言うんだから、大丈夫。


凛に触れる麻耶の唇も手も、とても優しくて。凛は知らず知らずのうちにがんじがらめの鎖をほどかれてゆく。


処女という重い鎧を着せられていた凛は、徐々にその鎧が脱がされていっていることにまだ気付いていない。


いやらしくて、快感に溺れて、淫らで。


そんな自分にまだ、凛は_____


気付かない。
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