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初花凛々
第13章 玉響の恋
_____もっと、して


凛の心の声。隠しているはずのそれを、麻耶は見逃さない。


「あっ、嘘っ、やぁっ」


一見否定的な声を出す凛。それは麻耶の中では想定内。


「やだ……、麻耶……」


麻耶は凛の膝の裏を掴み、グイと左右に開く。そして露わになったそこの部分に、麻耶もまた、視覚的興奮を刺激される。


適度に生え揃った凛の茂み。濃くも薄くもないそこの部分の下には、男性には見せた事のない、凛の大切な秘密の場所がある。


そこを見られて、恥ずかしいと思うのは当然のこと。


だけど今、そんなの吹き飛ばしてしまうくらいの快感が、凛を待っている。


「んぅっ!」


麻耶の舌が、凛の割れ目を舐める。それも舌全体をそこへ密着させるように、強く、濃く。


まだ刺激になれない凛は、指で触れても愛液が染みてくるなんてことあるはずがない。


だから今日は、麻耶の唇で湿らせる。


「あぁっ」


大陰唇を指で開かれ、小陰唇を舌で舐めまわされる。そんな場所、今まで見られた事もなければ、触れられた事もない凛。今まで大切に閉まってきたその場所を、今こんなにも露わにされ、それも舐めまわされているなんて


_____なんて淫らなんだろう


それだけでもう、頭が狂ってしまいそうになる。


けれど、確かにここにあるのは快感


それは間違いなく、麻耶の舌によるものだった。


凛は初めての感覚に戸惑い、脚を閉じようとする。けれど閉じようとすればするほど、膝の裏に置かれた麻耶の手はそれをこじ開け更に開かされる。


_____恥ずかしい、もうダメっ……


_____もっと、もっと見て、舐めて、気持ちいいの……


また、凛の心には二つの声がする。


「や、ん、んんっ……」


たぶん女の身体の中では一番敏感である部分_____


凛のお臍から真っ直ぐおりたところ


まだ皮を脱いだ事がないであろうその部分に麻耶の舌が触れる。


すると凛はもう、頭がパンクしてしまった。
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