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初花凛々
第16章 夏深し
「いつから付き合ってんの?相手は何歳?」


雫の質疑応答が始まった。


「麻耶とはね」


答えかけて、凛はハッとする。


_____このことは誰にも言わないこと____


エッチの練習を始める際に、いくつか交わした麻耶との約束。それを思い出した。


____どうにか誤魔化さないと!


____でも、どうやって!?


凛は焦った。そんな様子を瞬きもせずに雫は見つめていた。
















「なにそれ!?」

「ごめんなさい……」


凛は、雫にはどうしたってバレると思い、全てを暴露した。


「麻耶ごめんなさい……」


小さく懺悔までした。


「あんたがね、そうやって積極的に前に進めたことはすごく嬉しいよ、私」

「ありがとう」


てっきり御説教されると思っていたのに、意外にも雫は喜んでくれたことに凛は嬉しくなった。


「でも、それってその人大丈夫なの?」

「大丈夫って何が?」

「何がって……」


雫はため息を吐いた。


「普通さ、そのままで終われないでしょ男は」

「どういうこと?」

「だからさ」


なにも知らない凛に、雫はひとつひとつ説明してゆく。


男の生態について、それはそれは詳しく____
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