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初花凛々
第19章 十六夜
やった、と凛は思った。


気を失うほどの快感を、他でもない麻耶に与えてもらえるなんて。


麻耶は凛に覆いかぶさったまま、凛と目を合わせた。


凛の瞳には今、麻耶しか映っていない。


そして、麻耶の瞳にも____


麻耶の瞳は時々、凛を金縛りにさせる。


麻耶はそっと、凛の肩から二の腕を撫でてゆく。


そして凛の手首を掴むと、グッと引き上げた。


「ああっ!」


脇の下を、上に向かって舐めあげられた。


そんなところ、人に見せたこともなければ舐められたことなんかあるはずがない。


凛はその刺激にぶるっと身震いをした。


「ちょっ、やっ、あはは〜!」


続いて麻耶は、あいている手で脇腹を擽り始めた。


脇下も脇腹も弱い凛は、あまりの擽ったさに身を捩りそれから逃げようとした。


「死ぬまで笑わせてやる」

「やめてぇ〜!」


このままでは本当に笑い死ぬかもと凛は思った。麻耶をみくびるんじゃなかった……と、反省しながら。


「やぁん」


脇を舐めていた舌は、凛の乳首に移動した。硬く尖らせた舌は、凛の乳首の周りをくるくると回すように舐めた。


続いてその舌は、凛の胸の谷間を通り、腹部を越えて。脚の付け根に到達する。


「麻耶……?」

「もっと脚開けよ」


凛はぞくっとした。


いつもベッドの上ではとことん優しい麻耶が見せた、少しだけ乱暴な顔。


普段とのギャップに、凛の子宮はずくんと痛んだ。


「……そう、ここ、自分で持ち上げてて」


麻耶は凛に自ら太ももを持ち上げるよう指示した。


なんて淫らな格好だろうと凛は思った。


まるで、ここを舐めてと麻耶に訴えるような態勢をとらされて、凛はまだ何もされていないのにじゅわりと股が濡れた感覚がした。


しっかりと開かされた脚____


そんな凛のことを麻耶は、マジマジと眺めた。



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