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初花凛々
第19章 十六夜
「どうしてほしい?」


麻耶は知っていて、わざと凛に問う。


____知っているくせに____


と、凛は麻耶を睨んだ。


「……その目」

「え……?」

「まだ凛とこうして話すようになる前。よくこんな目で俺を見てた」

「どんな……?」


麻耶は昔を懐かしむように微笑んだ。その優しさに溢れた笑みに、凛は不覚にも胸を高鳴らせてしまう。


「男を寄せ付けないような、プライド高い猫みたいな目」


____本当に高嶺の花だった


麻耶は凛の耳元で、そう囁いた。


「……まさか凛とこんなことする日が来るなんて、思ってもなかった」


麻耶は淡々と言葉を並べながら、再びペニスで凛の蜜部にあてがい、擦った。


膣をこしこしと裏筋で刺激しながら、先端のカチカチに張り詰めたカリ部分で凛の微芯を容赦なくさする。


「凛、どうしてほしい?」


麻耶は再び問いかける。


「やっ…、恥ずかしい…!」

「どうして欲しいのか言えよ」


耳元で、吐息交じりに囁かれ耳を甘噛みされる。


その刺激にもう、凛は____


「イキたいのっ!お願いっ!」


凛は麻耶にしがみつき、先ほど教えてもらったばかりの単語を、涙を浮かべ叫んだ。


麻耶はそれを合図に、ペニスをあてがったまま指を再び挿入した。


麻耶は三本の指でいっぱいになった膣を、傷つけないよう柔らかにかきまぜた。


そして凛はというと、自らの割れ目をいっぱいに広げ、麻耶の物に擦りつけた。


麻耶の指の動きと、凛の腰の動き。


膣に挿れられた指からはまろやかな刺激が与えられ、微芯に当たるペニスからはジンジンと激しい快感が凛を容赦なく襲った。


「あっ、ああ!」


それは静かに、音も立てず


「麻耶、麻耶ぁっ」


宇宙の果てからいきなり押し寄せる正体不明の________


「やあぁぁーっ」


凛は叫んだ。


あまりの衝撃に、身震いどころか背中は弓なりに反り返り、顎は上を向いた。つま先はピンと伸び、麻耶の背中には凛の指が食い込むほどで____


「はぁっ、はぁ、はあっ……」


凛は口の端から今にも涎が垂れそうなほどの、快感という名の波に飲み込まれてしまった。
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