この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
初花凛々
第19章 十六夜
初めて、絶頂というものを体験した凛。


凛はさっき麻耶が言っていたように、意識までもが飛んでしまったように感じた。


「凛」


まだ息が乱れ、自分の身に何が起きたのか把握しきれていない凛に麻耶が声をかけた。


戸惑う凛を優しく気遣う麻耶_____


と思ったが、それは違った。


「やぁっ、ダメぇ!」

「凛がやって、って言ったんだよ」

「ダメ、いや、いや…!」


絶頂を迎えたばかりの、まだ火照りが冷めない凛の身体に、麻耶は再び舌を伸ばす____


「あぁんっ」


麻耶は凛を四つん這いにさせ、露わになった菊門めがけ、じゅ、と吸い付くようにした。


そして指をもう一度膣に挿れながら、麻耶は真っ白く艶さえもありそうな凛の背中に舌を這わせた。


凛の口からは、惜しげもなく甘い嬌声が聞こえる。


舌と指の刺激に堪らず、びくん、と時折揺れる凛の身体。


それに合わせ、凛の乳房はぷるんと揺れた。


「麻耶……もう、もうっ……」

「やめてほしい?」


凛はこくこくと頷きながら、縋るように麻耶を見た。けれどその表情は、麻耶の男の本能を抑えるどころか、もっと強く____


「やあっ、」


麻耶は凛の膣から指を抜き、四つん這いの態勢から仰向けにした。


既にそそり立つ凛の敏感なそれに、蜜で濡れた指を添えた。


「凛はまだ、ここの刺激がないとイケないと思う」


凛の膣はまだ開発されていないため、挿入のみの絶頂はまず無理だ、と麻耶は言う。


そんなことより、このおかしくなりそうな状況をどうにかして、と凛は麻耶に目で訴えかけた。


「……やっぱ、凛のその目、いいな」


麻耶は凛に顔を近づけ囁き、笑う。


「私も……、今の麻耶の顔、すごくいいって思う____ 」


少しつり上がった目もと。そして、笑うと子どものような表情をのぞかせる麻耶。
ベッドの上では優しく、けれど時に激しく____


麻耶には振り回されっぱなしだと、凛は思った。


麻耶はまるで鍵盤を叩くように、優しく、それでいて力強く凛の微芯を刺激した。















/452ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ