この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
初花凛々
第21章 秋桜の夜
凛とは決して交わらない____


そう決めてはいるが、酒の入った身体で、湧き上がる欲を抑えるのは一苦労。
健康で年頃の男にとってそれを我慢するのは、並々ならぬ努力が必要だ。


「麻耶は?夜、どんな風に過ごしてた?」

「……毎晩接待あって、忙しかったかも」

「そっか。それはお疲れ様だったね」


麻耶のことを信じ切って、安心している凛。麻耶の昂ぶる男の部分に気付くはずもなく、凛は麻耶の胸に寄り添い、甘えるように腕を回した。


「……麻耶だぁ」


凛はぽつりと呟く。


麻耶に抱きつき、麻耶の温もりと匂いを存分に味わった凛。そんな凛の背中に、麻耶は腕を回した。


SEXも、ましてやキスさえも禁じられている相手にこうして抱きつかれて。麻耶はもう我慢の限界だった。


「私も、会いたいって思ってたんだ」


けれども、ひとつも疑わずに甘えてくる凛。一時の感情に流されるわけにはいかない。麻耶は何とか気持ちを鎮めるため、先ほどからただ流れっぱなしのバラエティDVDを眺めた。



_____一方の凛は、麻耶にくっついているうちに、子宮の上辺りが痛んだ。


けれどその痛みはいつもよりも強く。







「……あ、血だ……」


トイレに行くと、月に一度訪れるものが。




/452ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ