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初花凛々
第22章 秋葉舞いて
「ひゃあっ!」

「いい反応」


既にそそり立つ凛の胸の中心。そこにも麻耶は、丹念にラズベリーを塗ったくった。


その潤滑剤には、温める刺激剤でも配合されているのだろうか。塗られた部分は、不自然なほどに熱を持っていった。


「なにこれっ……」


その甘い香りと、熱くてぬるぬるした感触に凛は容赦なく上り詰める準備を始める。


胸の先端部は、いつもよりも痺れている気がした。


「……待って、麻耶……!」


麻耶の指が、凛の臍下の突起に触れた時。凛はその手を制止した。


「今日は、私にそれを挿れて」


凛は麻耶を気持ちよくさせるには、これくらいしか思い浮かばない。凛は麻耶が出張へ出かけている数日間の夜、パソコンでお勉強をしていた。


男を気持ちよくさせるためにはどうしたらいいのか、と。


フェラチオ、素股など、挿入なしの方法もある。けれども凛はまだフェラチオのテクニックは持ち合わせていないので自信がない。
素股だって、一応麻耶は射精してくれるけれど、挿入時の絶頂には勝てないという情報もネットから得た。


そうなると、やはり挿入しかない、と凛は考えた。


「なにを言い出すかと思えば」


麻耶は凛の言うことを間に受けず、笑うばかりで本気にしてくれない。


「挿れて!麻耶のこと、気持ちよくさせたいの!」


めげずに懇願する凛、けれど麻耶は一切聞き入れてくれない。


「俺のために処女捨てんなよ。せっかく処女守ってきたんだからさ」

「守ってきた訳じゃないよ」


そう、凛は別に後生大切にしてきた訳ではない。ただ、捨てるタイミングもわからずにきただけのこと。


「初めては好きな奴にとっとけって言ってんじゃん」

「好きな人とは最後でいい!」


頑なに意地を張る凛。けれども麻耶も負けてはいない。


「ひゃあっ!」

「……余計なことに気回さなくていいから。凛は自分のことだけ考えてればいいの」


麻耶は優しく、艶っぽい声で。凛の弱点である耳元で囁く。そして右手の中指と人差し指で、凛の臍下の突起を摘んだ。


その甘だるい囁き声と電流のような刺激に、凛は逆らえず抵抗をやめた。
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