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第22章 秋葉舞いて

麻耶は硬く大きさを増した自身のものを、凛の濡れそぼった割れ目に沿わせる。


「……凛とこうしてるだけで、充分気持ちいいから」


麻耶は抵抗をやめた凛のことを抱きしめ、肌と肌を密着させた。その温かな体温に、凛は思わず涙を浮かべた。


「なんで……、私とはしたくないの？」


凛の中の劣等感は、ちょっとした刺激で顔を出す。


「そうじゃないよ。ただ、俺には勿体なさすぎて」


麻耶はゆっくりと、しっかりと合わさった割れ目といきり勃つものを擦り始める。


「あっ……」


ビリ、と、凛のつま先にまで電流が走る。いつぶりかの刺激は、いとも簡単に凛を黙らせた。


「ひゃあっ、やあぁっ……」


ラズベリーを身体に塗ったくったせいで、肌と肌の感触までもが凛の絶頂を手伝う。


カチカチに硬く膨れた凛の乳首は赤みを増し、重なり合う麻耶の胸元を擦った。


凛はあっという間にオーガズムに達しそうになる____


が、今日の本来の目的を思い出し、麻耶に提案を持ちかけた。


「麻耶、今日は私が上になる____ 」


挿入こそしていないが、凛はいわゆる騎乗位という態勢を取る。


「今後のために、これも知っておきたいから」


これは練習だからと伝えると、きっと麻耶は了承してくれる。それを知っている凛は、あくまでも練習として麻耶の上に乗った。


どんな風に動けばいいのか、凛は知らない。そんな凛に、「凛が気持ちよくなるように動けば大丈夫」と、麻耶がアドバイスした。


それならばと、凛は麻耶の腰の動きを思い出し、前後に動かした。


初めはぎこちなかったが、凛の愛液が助けてくれて、思いのほかスムーズに動けた。


「……うまいじゃん」

「麻耶の真似してるだけ」


凛は必死に腰を振った。麻耶が少しでも気持ちよくなるように、激しく射精を迎えられるように。擦った。


このまま、膣に挿れてしまおうか____


凛はコッソリそんな事を思ったが、麻耶に怒られると思いそれはやめた。


腰を振る凛に合わせ、揺れる豊満な胸。それを下から見上げていた麻耶は、早くも限界を感じていた。