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初花凛々
第1章 紫陽花の刻
美味しい和菓子とお茶と漬物を頂いて、丁寧にお礼を伝えて店を後にした。
降り続ける雨の中、凛は駅までの道を急いだ。
朝から雨は降っていたが、凛は傘を持ち合わせていないため、駅に着く頃には髪から肩から、全てがびしょ濡れになってしまった。
_____新山さん、無事に彼に会えたかな?
凛は毎日天気予報を欠かさずチェックするため、今日雨が降ることはわかっていた。だから当然朝は傘を持って出かけたのだが_____
「やだ!雨が降ってる!今日彼とデートなのに!」
と、会社の後輩である新山が困っていたから、傘を貸したのだ。
_____雨の中の相合傘、素敵だなぁ
凛は雨空を眺め、それを想像し頬が自然に綻んだ。
降り続ける雨の中、凛は駅までの道を急いだ。
朝から雨は降っていたが、凛は傘を持ち合わせていないため、駅に着く頃には髪から肩から、全てがびしょ濡れになってしまった。
_____新山さん、無事に彼に会えたかな?
凛は毎日天気予報を欠かさずチェックするため、今日雨が降ることはわかっていた。だから当然朝は傘を持って出かけたのだが_____
「やだ!雨が降ってる!今日彼とデートなのに!」
と、会社の後輩である新山が困っていたから、傘を貸したのだ。
_____雨の中の相合傘、素敵だなぁ
凛は雨空を眺め、それを想像し頬が自然に綻んだ。