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初花凛々
第36章 桜雪
シークレットスイートとは。


予約した人しかその階に降りられない。


エレベーター内にもその階へのボタンはなく、ルームキーをかざすと小さな扉が開いて、そこへスイートへの階ボタンがあるという徹底ぶり。


そのスイートは、最上階の45階。


凛たちのいる階からは、エレベーターに乗り、時間にして数十秒というところ。


エレベーターにて、作り出される密室。


乗り込むや否や、麻耶は凛を壁に押し付け口付けをした。


唇を合わせるような、そんな優しいものなんかじゃない。


まるで食べられてしまうのではないかと思うくらい、麻耶は凛の舌を求めた。


口付けをしながら麻耶の手は、今日凛が身につけているチュニックの裾から侵入し、凛の胸を揉んだ。


その手は一瞬で、下着の下へと入れられる。


「麻耶……、待って……」


麻耶は凛を求め、止まらない。


それはアルコールのせいでもあるが、そのせいだけではない。


元から秘めていたその欲望が、アルコールのせいで解放させられただけのこと。


麻耶は凛の首筋に唇を添え、ひゅっと吸った。


チクリとした痛みが走り、凛は子宮がキュンと疼くのを感じた。


その時、エレベーターは目的の階に着いたことを、音で知らせてくれた。


麻耶はルームキーをかざし、凛をスイートルームへと誘った。


初めてのスイートルーム。


けれどその部屋を堪能するよりも先に。


麻耶は凛をふかふかのベッドへと押し倒した。


_____クリーニング独特の匂いがしない。


さすがスイート、などと思いながら、凛は麻耶に求められるがまま身体をさらけ出す。





麻耶はスーツの上着を脱ぎ、ネクタイをグッと下に引き下げた。


その男らしい仕草に、凛は今すぐひとつになりたいと身体を疼かせる。


麻耶は凛の肌を露わにして、揺れた胸に舌を這わせた。


先ほどの刺激で研ぎ澄まされた凛の感度は、極限まで上り詰めている。


今日の麻耶は、焦らしなんか一切ない。


既に硬くそそり立ち、その存在を主張している凛の乳首に一思いに吸い付いた。


舌で舐めて、転がして。強く、吸って。


その刺激で凛の股からは、愛液が溢れる。







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