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初花凛々
第36章 桜雪
麻耶が凛のショーツを脱がせた時、やはりそこは透明な糸を引くほどに蕩け切っていた。


そこへいきなり、硬く尖らせた舌をねじ込まれる。


凛は背中を反らせながら、麻耶の頭を掴んだ。


柔らかで、綺麗な色素の麻耶の髪を指先に感じながら、凛は軽く達してしまう。


そして凛は、麻耶のベルトに手をかける。


それは所謂69と呼ばれる行為だが、凛はその存在を知らない。


知識はまるでなかったけれど、凛の本能がそうさせた。


_____大きい



こんなに大きかったかと、もう幾度も目にした事のある麻耶のそれを凛は口に含んだ。


先端部からは、透明な汁が滲んでいた。


丁寧に、隅々まで舌で舐める。


特別なテクニックなんか、凛にはない。


失礼だが、麻耶にとって凛の口技なんかほんの少しの刺激に過ぎない。今まで、相当な手練れの女性だって、何人かいたし。


けれども_____


麻耶は、ほんの数分足らずで凛の口内にあっけなく射精した。


凛は例の如く、それを飲み込む。


そんな凛の脚の間を、麻耶は絶えず刺激する。


露わになったその穴から、滴る甘い蜜を、一滴残らず舐めた。


そして、指が挿入される。


凛の膣の中で器用に動く指先は、確実に凛を絶頂へと導く。


今日、濡れに濡れている凛のそこは


指1本で、容易く快感を呼び、達する。


そうして2人は、遂に互いの熱い部分を重ねる_____


また、いつのまに、どこに避妊具を仕込んできたのか。


思いながら、凛は麻耶のペニスをぎゅうと締め付ける。


耳元で感じる麻耶の吐息。


それがあまりにも色っぽく、魅力的で。


凛の口からも、ため息と嬌声が合わさったものが漏れた。


揺れる2人のシルエットは、この世の何者よりもひとつになっている、とさえ思うほどに。強く、深く繋がっている。


麻耶は凛を抱きしめる。揺れながら。


凛は麻耶の背中に腕を回して、迫り来る波に備えた。


今日も凛は、麻耶の名を叫ぶ。


目には涙を浮かべながら


いや、もしかしたら頬を伝ったかもしれないその涙は、麻耶だけが知っている。

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