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初花凛々
第39章 春告げ鳥が啼く
仕上げに、味噌を溶いて入れ、麻耶の切ったニラを鍋の真ん中に並べる。
ニラを並べる際にまた、凛は笑う。
「ひゃあっ」
「シー」
火を止め、コテージのリビングのソファに腰を下ろしたと同時。
麻耶は凛をソファへ押し倒した。
「そろそろみんな帰ってくるんじゃない!?」
「かもな」
「かもなって……」
騒ぎ立てる凛を黙らせるように、麻耶はその唇に口付けをする。
こんな口付けもまた、いつぶりだろうかと凛は思いながら、その唇と舌を味わった。
「ちょっと麻耶っ!」
「大丈夫。ここでエッチしたりしないから」
エッチは元より、既に充分危険だと凛は思った。
麻耶は凛の胸を、服の下に手を入れ揉んできた。
「……鍵、かけてあるし。足音でわかるから。それまではチューさせろ」
チュー、という言い方が麻耶の口から出て。不釣り合い過ぎて、可愛すぎて。凛は瞬間湯沸かし器ケトルのように一瞬で身体が熱くなる。
「……うん。チューする」
凛は麻耶の首にしがみつくように腕を回し、熱く激しく舌を絡め合った。
_____コテージに洗濯機はあるかなぁ
などと凛は思いながら。
麻耶の口付けにより、凛は愛液でショーツを濡らした。
さすがにここではヤバイのは麻耶も凛も承知の上。
けれど今すぐ、ひとつになりたくて。
「……温泉、明日入ればいいから」
「うん……ん?」
「コテージについてる風呂入ろう」
「え!?」
麻耶は凛の手を引き、バスルームへと向かった。
「麻耶っ!お待ちください!」
「待てないっす」
「ひいぃ〜」
有無を言わさず。ガタガタ言うなと言わんばかりの瞳で、麻耶は凛を見つめる。
そしてまた、熱い、口付けを。
「いいじゃん、一緒に入ろう。ね?」
いつぞやの凛のように。甘えるような、上目遣いで麻耶に言われると、凛は催眠術にでもかかったかのように「はい」と返事をしてしまった。
「はい決定〜」
麻耶は子どものような笑みを浮かべ、バスルームへ凛を押し込んだ。
麻耶がしっかりとバスルームの鍵をかけたことを、凛は焦りながらも冷静に確認した。
ニラを並べる際にまた、凛は笑う。
「ひゃあっ」
「シー」
火を止め、コテージのリビングのソファに腰を下ろしたと同時。
麻耶は凛をソファへ押し倒した。
「そろそろみんな帰ってくるんじゃない!?」
「かもな」
「かもなって……」
騒ぎ立てる凛を黙らせるように、麻耶はその唇に口付けをする。
こんな口付けもまた、いつぶりだろうかと凛は思いながら、その唇と舌を味わった。
「ちょっと麻耶っ!」
「大丈夫。ここでエッチしたりしないから」
エッチは元より、既に充分危険だと凛は思った。
麻耶は凛の胸を、服の下に手を入れ揉んできた。
「……鍵、かけてあるし。足音でわかるから。それまではチューさせろ」
チュー、という言い方が麻耶の口から出て。不釣り合い過ぎて、可愛すぎて。凛は瞬間湯沸かし器ケトルのように一瞬で身体が熱くなる。
「……うん。チューする」
凛は麻耶の首にしがみつくように腕を回し、熱く激しく舌を絡め合った。
_____コテージに洗濯機はあるかなぁ
などと凛は思いながら。
麻耶の口付けにより、凛は愛液でショーツを濡らした。
さすがにここではヤバイのは麻耶も凛も承知の上。
けれど今すぐ、ひとつになりたくて。
「……温泉、明日入ればいいから」
「うん……ん?」
「コテージについてる風呂入ろう」
「え!?」
麻耶は凛の手を引き、バスルームへと向かった。
「麻耶っ!お待ちください!」
「待てないっす」
「ひいぃ〜」
有無を言わさず。ガタガタ言うなと言わんばかりの瞳で、麻耶は凛を見つめる。
そしてまた、熱い、口付けを。
「いいじゃん、一緒に入ろう。ね?」
いつぞやの凛のように。甘えるような、上目遣いで麻耶に言われると、凛は催眠術にでもかかったかのように「はい」と返事をしてしまった。
「はい決定〜」
麻耶は子どものような笑みを浮かべ、バスルームへ凛を押し込んだ。
麻耶がしっかりとバスルームの鍵をかけたことを、凛は焦りながらも冷静に確認した。