この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
初花凛々
第40章 狂い咲き
コンビニで凛の所望するツマミを購入し、帰路につく。
あっという間にコテージへと着いてしまい、凛は車を駐車させた。はぁーっと、ほぼ無意識に、ため息を吐いた。
運転席を降りようとする凛の手を、麻耶は掴んで。
「ひゃあっ」
後部座席に、凛を放り投げた。
「まっ、麻耶!」
麻耶は一瞬で凛を組み敷いて、まだ頭がついてこない凛の唇を塞いだ。
「……大丈夫、キスだけだから」
_____そのセリフは、さっきも_____
本当は、キス以上のこともしてほしい。そう凛は思ったが、理性と変なプライドが邪魔をして言えない。
先ほど、車に避妊具があると麻耶は言っていたから、しようと思えば出来るのだけれど。
麻耶はキスだけと、言う。
いや、麻耶だって、SEXをしたいとは思っている。
先ほどバスルームで半端に終えられた行為は、大きな熱を持ち身体の中を駆け巡っているから。
けれども麻耶もまた、言えない。
こんな場所で事に及ぶなど、凛に引かれるのではないか、とも思うし。
理性が2人の邪魔をする。
結局想いが同じ2人は、持て余した感情を口付けにて吐き出す。
つー、と唾液の糸が月明かりに照らされていた。
凛は口付けしながらも、無意識に股が開いてしまう。
触れられてもいないのに、そこが熟れ汁が漏れるのがわかった。
_____もう、ダメ
挿れてと言おうと凛は思った、その時。
〜♪
麻耶の携帯電話が、着信を知らせた。
凛はその音に驚き、唇を離した。
麻耶も嫌な予感がしたのか、携帯電話を取り出し確認をする。
「西嶋だ」
「なんだろうね」
買い出しの追加かなぁと凛は思いながら、電話に出る麻耶の濡れた唇を眺めていた。
あっという間にコテージへと着いてしまい、凛は車を駐車させた。はぁーっと、ほぼ無意識に、ため息を吐いた。
運転席を降りようとする凛の手を、麻耶は掴んで。
「ひゃあっ」
後部座席に、凛を放り投げた。
「まっ、麻耶!」
麻耶は一瞬で凛を組み敷いて、まだ頭がついてこない凛の唇を塞いだ。
「……大丈夫、キスだけだから」
_____そのセリフは、さっきも_____
本当は、キス以上のこともしてほしい。そう凛は思ったが、理性と変なプライドが邪魔をして言えない。
先ほど、車に避妊具があると麻耶は言っていたから、しようと思えば出来るのだけれど。
麻耶はキスだけと、言う。
いや、麻耶だって、SEXをしたいとは思っている。
先ほどバスルームで半端に終えられた行為は、大きな熱を持ち身体の中を駆け巡っているから。
けれども麻耶もまた、言えない。
こんな場所で事に及ぶなど、凛に引かれるのではないか、とも思うし。
理性が2人の邪魔をする。
結局想いが同じ2人は、持て余した感情を口付けにて吐き出す。
つー、と唾液の糸が月明かりに照らされていた。
凛は口付けしながらも、無意識に股が開いてしまう。
触れられてもいないのに、そこが熟れ汁が漏れるのがわかった。
_____もう、ダメ
挿れてと言おうと凛は思った、その時。
〜♪
麻耶の携帯電話が、着信を知らせた。
凛はその音に驚き、唇を離した。
麻耶も嫌な予感がしたのか、携帯電話を取り出し確認をする。
「西嶋だ」
「なんだろうね」
買い出しの追加かなぁと凛は思いながら、電話に出る麻耶の濡れた唇を眺めていた。