この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
初花凛々
第41章 恋蛍
指が1本挿入されると、凛は思わず麻耶のペニスを口から離してしまった。


これでは、負けたような気がして。凛は平静を装い、離れたペニスをすぐさま頬張った。


先ほどより、硬直し膨張した気がする麻耶のそれ。


目を見ればあとどれくらいで達するか、大体予想をつけられるくらいには凛は麻耶のことを知っている。


けれど態勢的に表情は見えない。


あと少しだ、と思うのに、なかなか達しない麻耶。


凛は段々、膣への刺激に負けそうになってきた。


指が、2本に増やされている。


凛の耳にも、自らから発せられる粘着質な水音が届く。


この行為自体はいやらしいとは思わないが、その音は卑猥だった。


「やめて、麻耶」


もう絶頂を迎えそう。凛は抵抗した。


麻耶は止めない。


「ダメっ、麻耶…!」


久しぶりのSEX。


指よりも、舌よりも。


麻耶とひとつになって絶頂を迎えたい。


仕事が多忙で、後輩の奈々の件もあり麻耶と繋がることのない日々が続いた。


そんな連夜のひとつに、時々凛は自らの指で穴を刺激したことがあった。その時は、麻耶の指を想った。


1本、2本。時には3本も指を飲み込んだが、達するまでの快感は得られなかった。


それが今はどうだろう。


2本の指でかき混ぜられて、凛は容易く達する。


_____その直前に


「挿れてっ、麻耶…!」


凛は小さく叫んだ。


今回もまた、凛が負けた。
/452ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ