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初花凛々
第5章 夕凪
返事はゆっくりでいいよと、優しい笑みを残して西嶋は戻っていった。


_____別荘なんて……泊まりだなんて……









「ものすごぉく行きたい」

「よし、じゃあ決定」

「やっ!やっぱまだダメ!もう少し考える……」


西嶋から別荘に誘われた日の夜、この日も凛のアパートには須田が来ていた。


凛からのお呼び出しを受けて。


そして、何時間も凛はこうして迷いっぱなし。そんな凛に、須田は呆れながらも付き合っている。


「なにを迷うことがあるわけ?」

「だって!泊まりってことは、すっぴん晒すってことだよ!?」

「そんな事気にしてんの?」

「そんな事って、一大事だよ!」


息巻く凛のことを、須田は冷静に抑える。


「大丈夫、安心しなよ」

「なにが大丈夫って……」

「すっぴんも可愛いよ」


須田の言葉に、凛は一気に恥ずかしくなる。


こうして話している今も、凛は須田にすっぴんを披露していた。


「須田くんもお風呂入る?サッパリするよ?」


須田の事を、男としてちっとも認識していない凛は、そんな言葉をかける。


「いや、いい」

「遠慮しなくてもいいよ?」


そんな凛に、須田はため息を吐いた。
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