この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
初花凛々
第9章 金魚草
「……工藤くんはこれからデート?」

「うん。アイス買ってかなきゃ、あいつに怒られる」

「そっか」

「盆に同窓会あるって。聞いた?」

「うん。工藤くんは行くの?」

「行くつもり。凛は?」

「まだ、わかんないな。仕事が休みなら行くかも」

「来てよ。あいつも喜ぶから」

「ん、考えておくね」


この後に恋人と約束をしている圭吾は、「じゃあまたね」と声をかけ、足早にスーパーから出て行った。







「凛」


圭吾の後ろ姿をぼうっと見送っていた凛は、麻耶に声をかけられ、ビクッと肩を弾ませた。


「米も肉も買ったよー」

「あっ、ごめん!お金いくらだった?」

「忘れた」

「え!ちゃんと教えて!」


麻耶はニコニコと笑うばかりで、凛の話をはぐらかした。
/452ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ