この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
初花凛々
第11章 夏めく

凛の潤んだ瞳。
それを間近で見た麻耶は、思わずゴクリと息を飲んだ。
「……激しかった」
「え……?」
「いつもの凛じゃないみたいだった」
_____激しい、だなんて。
凛はあまりの恥ずかしさに、麻耶の視線から逃れるようにフイと横を向いた。けれど、それを許さないと言わんばかりに、麻耶は凛の頬に添えられた手に力を込める。
「やだ……っ」
「嫌?」
「全然覚えてないんだもん……」
「覚えてないことが嫌なの?」
「うん……。せっかくの初体験を覚えていないだなんて」
それを聞いた麻耶は、思わず噴き出して笑う。なにが面白いのか、サッパリわからない凛は目を丸くさせる。
「俺ら何もしてないよ」
「へ?」
「凛、めちゃくちゃ酔っ払ってたし。そんな状態の凛を襲うほど俺鬼畜じゃない、つもり。それによく見てよ。下履いてるし。もしヤッてたら凛の身体も痛むはずだよ」
そう言って麻耶は、優しい笑みを凛に向けた。
言われて気づく。確かに下は履いている。それに麻耶が言うように、初体験ならではの痛みも感じない。
初エッチの時の痛みは壮絶だと、凛の周りの友人たちが言っていたことも、凛は同時に思い出した。
「わたあめから連絡もらって、迎えに行ったんだよ。そうしたらヘロヘロになった凛がいて。いつもは酒飲んでもそんなに変わらないのに、昨日は大声で笑ったり……激しかったよ」
「わ……、新山さんと麻耶って知り合いなの?」
以前もこの質問はしたなと思いながら、凛は問いかけた。
「知り合いって、同じフロアじゃん」
「そうだけど……連絡先知ってるってことはそれなりの知り合いなのかと……」
「そこは気にしないでいいよ」
と、麻耶は最も気になる部分をはぐらかした。
「今日はもう帰れないだろうから、このまま寝てっていいよ」
そういえば、と凛は辺りを見渡した。ここは麻耶の部屋だということに、今更気がついた。
「ベッド使ってもいいよ」
そう言って麻耶は、床にゴロンと横になった。それを見ていた凛は、思わず口走る。
「麻耶も……こっちで寝て」
その言葉を聞いて、麻耶はとても驚き目を丸くさせた。凛もまた、自分の言葉に驚いた。
それを間近で見た麻耶は、思わずゴクリと息を飲んだ。
「……激しかった」
「え……?」
「いつもの凛じゃないみたいだった」
_____激しい、だなんて。
凛はあまりの恥ずかしさに、麻耶の視線から逃れるようにフイと横を向いた。けれど、それを許さないと言わんばかりに、麻耶は凛の頬に添えられた手に力を込める。
「やだ……っ」
「嫌?」
「全然覚えてないんだもん……」
「覚えてないことが嫌なの?」
「うん……。せっかくの初体験を覚えていないだなんて」
それを聞いた麻耶は、思わず噴き出して笑う。なにが面白いのか、サッパリわからない凛は目を丸くさせる。
「俺ら何もしてないよ」
「へ?」
「凛、めちゃくちゃ酔っ払ってたし。そんな状態の凛を襲うほど俺鬼畜じゃない、つもり。それによく見てよ。下履いてるし。もしヤッてたら凛の身体も痛むはずだよ」
そう言って麻耶は、優しい笑みを凛に向けた。
言われて気づく。確かに下は履いている。それに麻耶が言うように、初体験ならではの痛みも感じない。
初エッチの時の痛みは壮絶だと、凛の周りの友人たちが言っていたことも、凛は同時に思い出した。
「わたあめから連絡もらって、迎えに行ったんだよ。そうしたらヘロヘロになった凛がいて。いつもは酒飲んでもそんなに変わらないのに、昨日は大声で笑ったり……激しかったよ」
「わ……、新山さんと麻耶って知り合いなの?」
以前もこの質問はしたなと思いながら、凛は問いかけた。
「知り合いって、同じフロアじゃん」
「そうだけど……連絡先知ってるってことはそれなりの知り合いなのかと……」
「そこは気にしないでいいよ」
と、麻耶は最も気になる部分をはぐらかした。
「今日はもう帰れないだろうから、このまま寝てっていいよ」
そういえば、と凛は辺りを見渡した。ここは麻耶の部屋だということに、今更気がついた。
「ベッド使ってもいいよ」
そう言って麻耶は、床にゴロンと横になった。それを見ていた凛は、思わず口走る。
「麻耶も……こっちで寝て」
その言葉を聞いて、麻耶はとても驚き目を丸くさせた。凛もまた、自分の言葉に驚いた。

