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妖精王は軍人に奪われる
第3章 淫らに鳴けば





(とても暖かい…)



微睡みの中、アイリスは自分を包み込む
存在に頬をすり寄せ安心しきっていた



「……おい」




「……ん~…」



かけられた声に呻き声を漏らし
いやいやをする様にぬくもりに寄り添う


「……ハァ……」


なにやら溜め息のような音が耳に入るも
身体が気だるく、まだまだ寝れると
夢の中へ落ちかけていた…が


「……おい、起きろ お前はいつも
他人を抱き枕にして寝ているのか?」



その言葉が成す意味を少し考えた後
アイリスは目を開けた


「……ふぇっ?」


起きてみれば、あろうことかアイリスは
メアに抱きついて眠っていたのである


「う、あの、ごめんなさい…!」


「詫びる前にこれを退けろ…起き上がれん」


「あ…っ!」


慌てて腕を離して起き上がると
メアもゆっくりと身体を起こし
上体のみで伸びをしている


その様子を見ているとふと疑問が
頭に浮かぶ


(起きるまで…待っていて
くれたのだろうか…?)


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