この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
妖精王は軍人に奪われる
第4章 不完全な存在





「メア様、失礼しますぞ…おや」



扉を開いた格好のままファルコは
すっと動きを止めて目を見張った


それも当然の反応だろう、血溜まりが
身を寄せ合っている2人の足元に
出来ているのだから


「…メア様、鍛錬はあと一時間ほど
お待ちください。今のうちにお風呂に
入られてはいかがですかな?」


「ああ、そうしておこう

…アイリスも入るか?」


ニヤリと意地の悪い笑みを向けられ
アイリスは困惑しながらも返答する


「あの、えっと…今は遠慮させて
いただきますね」


「今は…か」


フッと笑ってメアは扉の向こうへと
消えていく
ファルコと部屋に残されたアイリスは
この部屋の惨状をファルコが誤解しない
ように弁明をしようと口を開いた


「……ファルコさん、これは……」


「わかっております、メア様が
なさったのでしょう?」




/81ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ