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はじめの一歩
第5章 Piece of memory ー記憶の欠片ー
私は土日祝日が休みだけど、幸村くんはバイトもあるから毎週末会えるわけでもなくて。
でもメールや電話はほぼ毎日欠かさずあった。
そうして何度かデートをして、2ヶ月が過ぎた。その頃には、結構打ち解けていて、私も楽しんでいた。
そんな、ある日。
普通にお茶をしながらお互いの話をしていた時、幸村くんが一人暮らしだと知る。
「そうだったんだ。夜とかちゃんとご飯食べてるの?」
「ん〜、隣のおばさんがめっちゃ親切なんだ。ご飯食べにおいで、って誘ってくれたり、おかずお裾分けしてくれたりね。それがない時はラーメンとか弁当。だから今、夜だけでも賄いつきのバイト真剣に探してるとこ。」
「ふぅん。じゃ、これから行ってご飯つくったげよっか?」
軽い気持ちで提案したら、
「え! いいの? めちゃくちゃ嬉しい! マジで? やったァ!」
本当に嬉しそうに笑うから、そのまま幸村くんのお家にお邪魔することになった。
でもメールや電話はほぼ毎日欠かさずあった。
そうして何度かデートをして、2ヶ月が過ぎた。その頃には、結構打ち解けていて、私も楽しんでいた。
そんな、ある日。
普通にお茶をしながらお互いの話をしていた時、幸村くんが一人暮らしだと知る。
「そうだったんだ。夜とかちゃんとご飯食べてるの?」
「ん〜、隣のおばさんがめっちゃ親切なんだ。ご飯食べにおいで、って誘ってくれたり、おかずお裾分けしてくれたりね。それがない時はラーメンとか弁当。だから今、夜だけでも賄いつきのバイト真剣に探してるとこ。」
「ふぅん。じゃ、これから行ってご飯つくったげよっか?」
軽い気持ちで提案したら、
「え! いいの? めちゃくちゃ嬉しい! マジで? やったァ!」
本当に嬉しそうに笑うから、そのまま幸村くんのお家にお邪魔することになった。