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はじめの一歩
第5章 Piece of memory ー記憶の欠片ー
「調理器具とか、食器類は?ある?お鍋とかフライパンとか。」

「…あるよ?よく使うのはラーメン作る小っさい鍋とか、フライパンで卵焼いたりはするけど…他は….あんまり使わないから、よくわかんない。」

ふぅん、あるなら買わなくていいか、と聞き流したけど、それって、使わないサイズの大きなお鍋やフライパンがあるってコトだったんだ…持ってなければ、小さいのしか無い、っていう応えになる、わよ、ね…

「そんな顔しないでよ。なんか悪いコトしてるみたいじゃない…家族がいないコト、黙ってたの、怒ってる…?」

「…そうじゃないの…ただ…私は、大学生なんて、親に養われて、バイト代はそっくりお小遣いで、お気楽な身分だとしか思ってなかったから…そういう私こそ、実家暮らしで、呑気なもんなのにね…就職して働いてるってだけで、学生より偉いと思ってた…幸村くんのこと、下に見てた。…なんか、自分が情けない…」
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