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はじめの一歩
第6章 Piece of memory Ⅱ ー記憶の欠片 ー
少し考え、もしかしたら自分はとんでもないことをしたんじゃないか、と足が震えた。

「あ、あの、本当に、ありがとうございました!」

女のコの声に、ハッと我に帰る。

「あの、少しだけ、お話しできませんか?」

「……何?」

女のコは、取り調べで吉田清美、と名乗った。高校1年生だそうだ。
歩道に突っ立ってたら、通行人の舌打ちが聞こえ、近くにあった小さな公園に移動した。

「本当に、助かりました。ずっと、嫌で、嫌で仕方なかったんです。毎回あの人だった確証は、ないけど。あの人の、香水か何かのニオイは、毎回近くでしてて。明日から、絶対されないとは限らないけど…でも、今日は本当に嬉しかったです。」

「何回も、こういうことあったの?」

吉田さんはコクリと頷く。

やっぱりそうだったんだ…
俺は溜息をつく。

アイツが今回偶々だったのか、毎回アイツがやってたのか、それは俺も判らない。

けど…
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