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はじめの一歩
第6章 Piece of memory Ⅱ ー記憶の欠片 ー
スープとサラダが運ばれてきて、それは2人とも同じものだったから、それぞれ食べて、ピッツァとパスタをシェアして食べた。
チキングリルも少し分けてもらい、食後には、コーヒーか紅茶とミニドルチェが付いていて、結構しっかり食べられた。
ドルチェを食べ終えた後、伝票を手に取った俺に、吉田さんが鞄から白封筒を取り出した。
「あ、あの、お支払いは、これで!」
「え?」
「今日は、お礼なんですから。ご馳走してもらったりしたら…」
「お母さんに怒られるんでしょ。分かってるよ。ありがたく、ご馳走になります。」
親御さんに渡されたんであろう白封筒を受け取り、封を切ると、中には1万円札が入っていた。
俺はそれで会計を済まし、お釣りと領収書を白封筒に戻して、吉田さんに返した。
チキングリルも少し分けてもらい、食後には、コーヒーか紅茶とミニドルチェが付いていて、結構しっかり食べられた。
ドルチェを食べ終えた後、伝票を手に取った俺に、吉田さんが鞄から白封筒を取り出した。
「あ、あの、お支払いは、これで!」
「え?」
「今日は、お礼なんですから。ご馳走してもらったりしたら…」
「お母さんに怒られるんでしょ。分かってるよ。ありがたく、ご馳走になります。」
親御さんに渡されたんであろう白封筒を受け取り、封を切ると、中には1万円札が入っていた。
俺はそれで会計を済まし、お釣りと領収書を白封筒に戻して、吉田さんに返した。