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はじめの一歩
第6章 Piece of memory Ⅱ ー記憶の欠片 ー
正直、意外だった。最近の高校生って、もっとスレてるもんだと思ってたのに、お母さんとか、お嫁さんとか、いうコ居るんだ…
「きっと、いいお母さんなんだね。お母さんのイメージが良くないと、そういう夢は持てないと思う。」
「…ありがとうございます。深谷さんは、ご結婚とか、されてます、か?」
「え? してないしてない。俺まだ24だし。そんな甲斐性ないよ。」
「…じゃ、恋人、とか。」
「不規則な仕事だから。女のコと付き合っても、長続きしないだろうなって確証しかないよ。」
吉田さんはパッと笑顔になって。
「あの、今お付き合いしてる人とか、好きな人がいないなら、私と付き合ってくれませんか⁉︎」
俺は、思わずぶっと噴き出した。
「きっと、いいお母さんなんだね。お母さんのイメージが良くないと、そういう夢は持てないと思う。」
「…ありがとうございます。深谷さんは、ご結婚とか、されてます、か?」
「え? してないしてない。俺まだ24だし。そんな甲斐性ないよ。」
「…じゃ、恋人、とか。」
「不規則な仕事だから。女のコと付き合っても、長続きしないだろうなって確証しかないよ。」
吉田さんはパッと笑顔になって。
「あの、今お付き合いしてる人とか、好きな人がいないなら、私と付き合ってくれませんか⁉︎」
俺は、思わずぶっと噴き出した。