この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
はじめの一歩
第6章 Piece of memory Ⅱ ー記憶の欠片 ー
「…大丈夫?…何か怖かった…?」

「…昌幸さんのこと、好きだから…大丈夫だと、思った…です、けど…男の人だって…男の人が、上に居るって、思ったら、急に、思い出しちゃって…怖くなって…違うって…アイツじゃないって…頭では解ってるのに…」

清美ちゃんの声が潤んで、じわりと涙が滲む。

「…アイツって、誰⁉︎…もしかして…清美ちゃん、襲われたりしたことあるの…?」

肩を掴んで問い詰めた。

「…未遂、です…あの、私、本当に、初めて、ですよ…」

「そんなこと言ってるんじゃない! …あぁ……もぅ!」

自分に対する苛立ちに髪をぐしゃぐしゃと掻き毟る。

ぐっと、清美ちゃんを抱き締めて、大きな息を吐いた。

「俺はね。清美ちゃんの事を、大事にしたい。だから、そういう事情なら、焦る必要はない。清美ちゃんの気持ちは、俺と同じだって信じてる。でも、清美ちゃんの身体は、今じゃないって、言ってるから。なら、その時が来るまで、待つしかない。」
/166ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ