この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
はじめの一歩
第6章 Piece of memory Ⅱ ー記憶の欠片 ー
翌朝、シャワーを浴びに行こうとした清美ちゃんは、
「….やだっ、なんか、まだ入ってるみたい…」
腰が上手く立たなくて。ベッドから降りたなり、へなへなと座り込んでしまう。俺は軽く笑って、清美ちゃんを抱き上げた。
お姫様ダッコ出来ればいいんだけど、生憎そんな腕力がなくて。
よいしょッと気合いを入れて、子供を抱くような姿勢で。清美ちゃんをユニットバスまで連れていく。清美ちゃんは恥ずかしがったけど、無理やり一緒にシャワーを浴びた。
朝食を食べて、富良野駅までバスにのり、駅前でレンタカーを借りて雪道を走る。
清美ちゃんはお墓に向かう間もずっと、下腹のあたりの違和感を気にしてもじもじしていて。
俺はクスクス笑いながら
「トイレは早めにおしえてね?あんまり止まれるとこなさそうだから。」
とからかうと、清美ちゃんはぷぅっと膨れて
「違います!」
と怒った。
「….やだっ、なんか、まだ入ってるみたい…」
腰が上手く立たなくて。ベッドから降りたなり、へなへなと座り込んでしまう。俺は軽く笑って、清美ちゃんを抱き上げた。
お姫様ダッコ出来ればいいんだけど、生憎そんな腕力がなくて。
よいしょッと気合いを入れて、子供を抱くような姿勢で。清美ちゃんをユニットバスまで連れていく。清美ちゃんは恥ずかしがったけど、無理やり一緒にシャワーを浴びた。
朝食を食べて、富良野駅までバスにのり、駅前でレンタカーを借りて雪道を走る。
清美ちゃんはお墓に向かう間もずっと、下腹のあたりの違和感を気にしてもじもじしていて。
俺はクスクス笑いながら
「トイレは早めにおしえてね?あんまり止まれるとこなさそうだから。」
とからかうと、清美ちゃんはぷぅっと膨れて
「違います!」
と怒った。