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はじめの一歩
第1章 Butterfly
「食事は?よく行く割烹ならまだ何か食べさせて貰えると思うけど。」
時計を見ながら聞いてみる。
コクリと頷く彼女とともに一軒の店に入った。
「まだ、いい?」
「おや、武井さん。今日はお一人じゃないんですね。どうぞ。」
大将が笑って迎えてくれる。
「彼女に何か食べさせてあげて。僕は、まだあれば造りと、焼酎のお湯割りで。造りが無理なら出汁巻き頂戴。」
「造りはもうネタが切れてますんで、すみません、出汁巻きとお湯割りでいいですか?」
「お願いします。」
「お嬢さんは…何か呑みますか?それともお茶にしとく?」
と聞く。慣れたもので、大将もアフターだと心得ているのだろう。
ホステスなら仕事で散々呑んでいるはずだから。
彼女は
「お茶をお願いします。できれば、熱いの…」
と言った。
「ちょっと待ってね」
大将は、熱いお茶とおしぼりをくれ、僕にはお湯割りをくれる。
時計を見ながら聞いてみる。
コクリと頷く彼女とともに一軒の店に入った。
「まだ、いい?」
「おや、武井さん。今日はお一人じゃないんですね。どうぞ。」
大将が笑って迎えてくれる。
「彼女に何か食べさせてあげて。僕は、まだあれば造りと、焼酎のお湯割りで。造りが無理なら出汁巻き頂戴。」
「造りはもうネタが切れてますんで、すみません、出汁巻きとお湯割りでいいですか?」
「お願いします。」
「お嬢さんは…何か呑みますか?それともお茶にしとく?」
と聞く。慣れたもので、大将もアフターだと心得ているのだろう。
ホステスなら仕事で散々呑んでいるはずだから。
彼女は
「お茶をお願いします。できれば、熱いの…」
と言った。
「ちょっと待ってね」
大将は、熱いお茶とおしぼりをくれ、僕にはお湯割りをくれる。