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はじめの一歩
第1章 Butterfly
さほど待たずに出汁巻きが出てきた。
出汁巻きは彼女の分もあった。
「美味しい…」
出汁巻きをつつきながらお湯割りを飲んでいると、香ばしい香りがして、食欲をそそる。
彼女の前に置かれた器の中には、
「焼きおにぎり…?」
「中に鰻が入ってます。出汁をかけて、出汁茶漬けにして下さい。薬味はお好みでどうぞ」
とワサビ、海苔、白胡麻、三つ葉が乗った小皿と出汁の入った土瓶を出してくる。
「美味そうだね」
「武井さんも召し上がりますか?」
「あるなら貰おうかな。」
僕にも同じものが出てきて、2人で出汁茶漬けを啜る。
「お嬢さん、あとお出しできるのは、土手煮と香の物くらいなんだけど、足りないならかき揚げぐらいなら揚げるよ?どうします?」
「いえ、ご飯はこれで十分です。とても美味しいわ。箸休めにお漬物頂けると嬉しいです。」
「はい」
そうして、アフターの食事を終え、2人で店を出た。
出汁巻きは彼女の分もあった。
「美味しい…」
出汁巻きをつつきながらお湯割りを飲んでいると、香ばしい香りがして、食欲をそそる。
彼女の前に置かれた器の中には、
「焼きおにぎり…?」
「中に鰻が入ってます。出汁をかけて、出汁茶漬けにして下さい。薬味はお好みでどうぞ」
とワサビ、海苔、白胡麻、三つ葉が乗った小皿と出汁の入った土瓶を出してくる。
「美味そうだね」
「武井さんも召し上がりますか?」
「あるなら貰おうかな。」
僕にも同じものが出てきて、2人で出汁茶漬けを啜る。
「お嬢さん、あとお出しできるのは、土手煮と香の物くらいなんだけど、足りないならかき揚げぐらいなら揚げるよ?どうします?」
「いえ、ご飯はこれで十分です。とても美味しいわ。箸休めにお漬物頂けると嬉しいです。」
「はい」
そうして、アフターの食事を終え、2人で店を出た。