この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
はじめの一歩
第4章 Let's party
「今でも水泳やってんの?」

「ジムは通ってます。プールは…週イチ行けるかどうか、ですけど。先輩は?」

「その先輩てのやめてくれよ。お前、新卒入社だろ?俺中途だし。この会社じゃお前のが先輩だ。」

「えぇ〜?先輩に先輩なんて呼ばれたら調子狂いますよぉ〜」

「…呼ばないよ。いいだろ名前で。俺もあだ名は黙っといてやるから」

「それマジでやめて下さいね。僕のイメージが崩れますんで。」

「童顔でカワイイ坊っちゃん、て感じだもんな。」

「別に坊っちゃんじゃないですけどね。せ…巽さん、は泳いでます?」

「競泳は高校で辞めたよ。大学ん時は夏にプールの監視員のバイトとかはしたけど。今はジムも行ってない。」

「もったいない…巽さんのフォーム僕好きでしたけど。キレが良くてカッコよかったのに。」

「お前ほど速くなかったろ。俺は県大会レベル。お前インターハイまで行ったんじゃないの?」

「手前迄です。監督は快挙だって褒めてくれましたけど、タイム残せなきゃ意味ないですからね。」

「ま、そりゃそうだな」

「巽さんて、この会社いつ入社ですか?」

「今年で丸2年。いくらフロアが違うとはいえ、2年も同じ社内にいてよく会わなかったな。そんなデカい規模でもないのに。」

「お互い見ても意識してなさ過ぎて気づかなかったんでしょうね…」

/166ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ