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はじめの一歩
第4章 Let's party
「かな。ま、実際俺は言われるまで思い出しもしなかったしな。お前は俺のこと覚えててくれてたんだ?」
「僕もずーっと覚えてたわけじゃないですよ。10年近く経ってるし。こないだ水沢と久々に会って、当時の話とかしたからかも。」
「ふぅん。」
「巽さん、営業部ですか?」
「そうだよ。」
「北川さんて知ってます?」
「…ダンナと奥さん、どっち?」
「あ、その両方です。僕こないだ、彼女と、北川さん夫妻と、上司の宮本さん一家で和歌山の白浜温泉行ったんですけどね」
「…それナニ繋がり?てか上司とプライベートで旅行かぁ…しかも彼女と?なんで2人じゃないんだよ?」
「そりゃ僕だって2人が良かったですけど、色々事情がありまして。まぁ面白かったですよ。北川さん…あ、ご主人の方、料理が上手らしくて。今度その引っ越し記念のホームパーティーに呼ばれてるんです。」
「マジで?だからナニ繋がりなん?」
「僕の彼女が、北川さんの奥さんの方と同期で友達なので、そのバーターって感じですかね。」
「なるほど。…あれ?てか北川さんて俺より歳上だったと思うけど…てことは?彼女歳上?」
「4つ違いです。僕歳上としか付き合わない主義なんで。…ってかこのアドバイス、巽さんに貰ったんですけど。」
「そうだっけ?覚えてないわ…」
「…あ?もぅこんな時間だ!戻らなきゃ!」
「お⁉︎ヤベ、またな!」
「僕もずーっと覚えてたわけじゃないですよ。10年近く経ってるし。こないだ水沢と久々に会って、当時の話とかしたからかも。」
「ふぅん。」
「巽さん、営業部ですか?」
「そうだよ。」
「北川さんて知ってます?」
「…ダンナと奥さん、どっち?」
「あ、その両方です。僕こないだ、彼女と、北川さん夫妻と、上司の宮本さん一家で和歌山の白浜温泉行ったんですけどね」
「…それナニ繋がり?てか上司とプライベートで旅行かぁ…しかも彼女と?なんで2人じゃないんだよ?」
「そりゃ僕だって2人が良かったですけど、色々事情がありまして。まぁ面白かったですよ。北川さん…あ、ご主人の方、料理が上手らしくて。今度その引っ越し記念のホームパーティーに呼ばれてるんです。」
「マジで?だからナニ繋がりなん?」
「僕の彼女が、北川さんの奥さんの方と同期で友達なので、そのバーターって感じですかね。」
「なるほど。…あれ?てか北川さんて俺より歳上だったと思うけど…てことは?彼女歳上?」
「4つ違いです。僕歳上としか付き合わない主義なんで。…ってかこのアドバイス、巽さんに貰ったんですけど。」
「そうだっけ?覚えてないわ…」
「…あ?もぅこんな時間だ!戻らなきゃ!」
「お⁉︎ヤベ、またな!」