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はじめの一歩
第5章 Piece of memory ー記憶の欠片ー
私は…ボード経験はそれなりにある。
別れた彼氏の影響でやり始めたんだけど。付き合ってた頃は冬になると結構な頻度で行ってた。
追いつきたくて、必死に練習したし、1人でそこそこ滑れるようにはなった、けど。
シーズン終わりのセールで、来年用に、とウェアや道具を新調したのに、夏に彼氏の二股が発覚して、別れた。
結局、その時に新調したボードとウェアは家の押入れにしまったまま、日の目を見ることもなく、2回めの冬を迎えたトコロ。
滑りに行って鉢合わせる可能性は低いけど、他にクルマ出してくれるボード仲間がいるわけでもないから、足もなく、行く機会を失った。
「行っても装備で顔なんかわかんないよ?」
とは忠告したけど。
「それでも私も同じトコに来てるの、て言うだけでも牽制にはなるでしょ?全くの嘘じゃ後々ケンカになるかもしれないし。現地で証拠写真でも送ればハメは外せないと思うから。」
結局、押し切られるカタチで、私も一緒に行くことになった。
別れた彼氏の影響でやり始めたんだけど。付き合ってた頃は冬になると結構な頻度で行ってた。
追いつきたくて、必死に練習したし、1人でそこそこ滑れるようにはなった、けど。
シーズン終わりのセールで、来年用に、とウェアや道具を新調したのに、夏に彼氏の二股が発覚して、別れた。
結局、その時に新調したボードとウェアは家の押入れにしまったまま、日の目を見ることもなく、2回めの冬を迎えたトコロ。
滑りに行って鉢合わせる可能性は低いけど、他にクルマ出してくれるボード仲間がいるわけでもないから、足もなく、行く機会を失った。
「行っても装備で顔なんかわかんないよ?」
とは忠告したけど。
「それでも私も同じトコに来てるの、て言うだけでも牽制にはなるでしょ?全くの嘘じゃ後々ケンカになるかもしれないし。現地で証拠写真でも送ればハメは外せないと思うから。」
結局、押し切られるカタチで、私も一緒に行くことになった。