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はじめの一歩
第5章 Piece of memory ー記憶の欠片ー
大学生なんてお呼びじゃないのよ、と思ったのに、沢井さんと滝本さんは何だか楽しげで、蹴散らすこともできなかった。
結局少しだけ一緒に滑って、食堂でお昼を食べることにした。
装備を取った大学生たちは、マツキ トシヤ、と名乗ったコが茶髪ロン毛。金の短髪をツンツンに立ててるのが、キタムラ タカシ。ユキムラ ジュンイチはいちばんフツーっぽい、黒髪の短髪。ウエダ ケンジはボウズ頭にオシャレ眼鏡、片耳にピアス。
…ないわ…。
さっさと食べて距離をとるに限る。
私は黙々とカレーを食べた。
速攻で食べ終わって、お手洗いに立つ。お手洗いから出てくると、出てすぐのベンチスペースに、ユキムラジュンイチがいた。
「中瀬さん!あの!連絡先、交換してもらえませんか?」
「え?」
「コレ、俺の電話番号、一回掛けてくれません?」
「………」
結局少しだけ一緒に滑って、食堂でお昼を食べることにした。
装備を取った大学生たちは、マツキ トシヤ、と名乗ったコが茶髪ロン毛。金の短髪をツンツンに立ててるのが、キタムラ タカシ。ユキムラ ジュンイチはいちばんフツーっぽい、黒髪の短髪。ウエダ ケンジはボウズ頭にオシャレ眼鏡、片耳にピアス。
…ないわ…。
さっさと食べて距離をとるに限る。
私は黙々とカレーを食べた。
速攻で食べ終わって、お手洗いに立つ。お手洗いから出てくると、出てすぐのベンチスペースに、ユキムラジュンイチがいた。
「中瀬さん!あの!連絡先、交換してもらえませんか?」
「え?」
「コレ、俺の電話番号、一回掛けてくれません?」
「………」